2012年 NHK の大河ドラマは
NHK大河ドラマ 平清盛 完全版 Blu-ray-BOX 第壱集
坂東玉三郎丈絶賛の「平清盛」だったけれど、http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/special/tamasaburo/01.html 大河ドラマ史上、過去最低の視聴率を記録、ということばかりが目立っていた。
さて、歌舞伎は源氏・平家の物語から題材をとったものが多い。
今日のタイトルに挙げた壇浦兜軍記、通称阿古屋もその一つ。
阿古屋については、日本芸術文化振興会の歌舞伎事典 http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc_dic/dictionary/dic_a/dic_a_62.html に詳しい。
阿古屋は傾城の美しさのみならず、舞台上で琴・三味線・胡弓を演奏しなければならないので、非常に難しい役と言われている。事実、現在の歌舞伎役者では坂東玉三郎丈しか演ずることが出来ない。(玉三郎丈の後を継ぐのは誰?)
その阿古屋が、2012年6月に京都・南座で上演された。DVD は持っているものの、実際の舞台を観るのはこれが初めて。
阿古屋の美しさは言うまでもなく、また、琴・三味線・胡弓の演奏の場面も緊迫感が漲っていて、舞台を観なければ分からない雰囲気を堪能した。
さて、次に阿古屋を観ることが出来るのは何時のことだろう。
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