99 Luftballons / Nena

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99 Luftballons
99 Luftballons

1984年の冬~春にかけて、全世界で大ヒットした反戦ソング。

今日は、2004年11月10にこのブログを始めて、ちょうど100日。しかし、2月1日に記事を書けなかったので、記事としては99個目になる。というわけで、99のつく曲を選んだ。(TOTO の 99 でも良かったのだが、時期的にこの曲がヒットしていたシーズンだったのと、昨日の記事が TOTO だったので Nena にした。)
英語以外の言語で歌われている曲が、全米 No.1 になることは非常にまれなことだが(1960年代に全米 No.1 となった、日本が誇る坂本九の名曲「上を向いて歩こう」がどれだけもの凄いことを成し遂げたか伺える)、ドイツ語で歌われた 99 Luftballons は1984年3月に CASHBOX 誌チャートで第1位になった。(Billboard 誌では No.2 止まり。)
ドイツ語で歌われたので意味は解らなかったものの、99個の風船が出てきて、こ明るい曲調から楽しげなポップ・ソングと思いきや、実のところ、その歌詞は戦争を反対するものだった。
1980年代、東西冷戦の時代を物語っている。
1984年はロサンゼルスオリンピックの開催された年で、前回のモスクワオリンピックに西側諸国が参加をボイコットしたのに対抗して、東側共産国がこぞって参加をボイコットした、という経緯がある。社会主義国が殆ど消滅してしまった今では、本当に昔話になってしまった。
大学に入ってドイツ語の勉強に、と、この曲のシングル盤を買って、Neun und neunzig と練習したのも、懐かしい思い出。残念ながら、さっぱり上達しなかったけれど。

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