Back in Black
1980年にリリースされたアルバムのタイトル・トラック。
昨日、Bon Jovi 開演前の会場で AC/DC が流れていた。久しぶりに Back In Black を聴いたように思う。この曲を聴くと、自然に頭が縦方向に動いてしまう。
欧米豪で絶大な人気を誇る AC/DC は、どうした訳か日本ではそれ程人気が無く、オリジナル・アルバムの日本盤が既に廃盤になっているありさま(これはワーナーの問題かもしれない)。おまけに海外でもベスト盤をリリースしないバンドなので、手軽に有名どころだけ聴くのも難しいときている。以前、日本盤の帯に書かれていた「(前略)新曲3曲を中心とするベスト盤」の文字に引かれて
Who Made Who
を買ったものの、実のところはベスト盤に程遠い、映画 MAXIMUM OVERDRIVE (邦題「地獄のデビル・トラック」)のサントラ盤に過ぎず、がっかりした記憶がある。(Who Made Who が聴きたかったので、元々購入するつもりだった)。
結局、トリビュート盤ながらそうそうたるアーティストが参加している
Thunderbolt Tribute to AC/DC
が手っ取り早くなる。このトリビュート盤の Back In Black は、ヴォーカルが Joe Lynn Turner、ギターが Phil Collen (Def Leppard)、ベースが Jeff Pilson (当時 Dokken)、ドラムスが Simon Wright (元 AC/DC)という豪華ラインナップ。絶叫する Joe Lynn Turner といい、Def Leppard 化しているギターといい、これはこれで面白い。
いつまで経ってもベスト盤がリリースされそうにないし、日本盤は廃盤になっているので、そろそろ諦めて輸入盤でオリジナル・アルバムを購入しないといけないかもしれない。
Bon Scott 在籍最後の
Highway to Hell
Brian Johnson が加入してからの
Back in Black
For Those About to Rock We Salute You
上記3作、プロデューサーは Robert John “Mutt” Lange。
1980年代初め、AC/DC の前座としてツアーした Def Leppard が Robert John “Mutt” Lange に HIGH ‘N’ DRY のプロデュースを依頼したところから彼らのサクセス・ストーリーは始まっている。
HR/HM の歴史および Def Leppard への影響を勉強する意味で、AC/DC の Robert John “Mutt” Lange プロデュース作品は聴いておいた方が良いのだろう。丁度アマゾンで CD + 本を5000円以上購入するとギフト券を貰えるキャンペーンを行っているし、少しずつ買い集めるとするか。
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