ブランド・ニュー・ラヴァー
1987年3月全米15位のスマッシュ・ヒット。
昨日が Bon Jovi の Wanted Dead Or Alive だったので、今日は Pete Burns 率いる Dead Or Alive を。
1980年代半ば、Dead Or Alive は本国イギリスはもちろん、ディスコ・ブームも相まって日本でも売れに売れていた。反面、アメリカではそれほどヒットに繋がらず、1985年の You Spin Me Round (Like A Record) と1987年の Brand New Lover の2曲しか Top 40 入りを果たしていない。アメリカでヒットに恵まれなかったという点で、同じように1980年代ダンス・ミュージック・シーンで一世を風靡した Duran Duran や Culture Club と大きく異なる。やはり Pete 様の見た目のインパクトが強すぎたのだろうか？楽曲的には Duran Duran や Culture Club に決して引けをとらないし、また、プロデューサーが Stock Aitken and Waterman （SAW） だったというのに。いや反対か。Dead Or Alive による成功が、1980年代後半の SAW 旋風に繋がったという方が正しいだろう。
ユーロ・ビートというかダンス・ミュージックに分類される Dead Or Alive の楽曲の中で、この Brand New Lover は、イントロのギターも目立つそこそこハードな音作りをしている。しかし、Pete 様の力強いボーカルは、少々ハードなサウンドに負けることなく楽曲にマッチしていて良い。個人的にお気に入りの曲である（ギター・サウンド主体のポップスには弱い私）。
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