BURRN ! (バーン) 2006年 09月号 [雑誌]
表紙は Iron Maiden の Steve Harris。
今日もえげつなく暑い。
Burrn! の発売日を過ぎているのを思い出し、涼みがでら本屋に入った。
Burrn! を見ると、表紙に小さく DEF LEPPARD の文字。中を見ると、伊藤正則大先生による6月18日に行われたロンドン公演のレポートだった。セーソク先生、HYSTERIA 20周年記念完全再現ツアーに拘っている。その事について Joe へ質問しているが、「考えたこともなかったよ」と一蹴されている。Vivian Campbell の加入で、さらにコーラスに磨きがかかっている今の Def Leppard による HYSTERIA 再現ツアーは面白そうだけれど、そんなことしたら、それこそ懐メロ・バンドになってしまう(こういう事態は Def Leppard が許さないだろう)。
Steve Clark や Pete Willis がグラム・ロックに対してどう思っているか、という質問は興味深かった。私自身疑問に思っていただけに、この部分だけでも記事を読んだ意義はあった。Steve は New York Dolls が大好きだったとは…。一方、Pete はそれ程グラム好きでは無かったらしい。Pete から Phil へのギタリスト交代が Def Leppard の方向性を一層明確にしたのは、その後のアルバムが証明している。
Def Leppard の記事はたったの3ページだけで物足りなかったけれど、夏休み特別付録のステッカー(Def Leppard はロゴと 1st、3rd、4th アルバム・ジャケットのステッカー。どうして 2nd や 5th、10th ではなくて ON THEROUGH THE NIGHT?)も付いているし、個人的には夏休み特別企画の記事「国内盤で入手可能な名盤リスト」が面白かった。Def Leppard はユニバーサルのカタログから1枚も落ちたことが無いけれど(Bon Jovi も同様、ユニバーサルの稼ぎ頭!)、Black Sabbath が現在国内盤が全て廃盤、AC/DC も同様に廃盤(記事には、近い将来再発されることになるだろうが、という一文があるので国内盤再発を期待したい)という現実がある。RATT は1st しかカタログに残っていなかったのか。長年活動しているバンドになると、レーベル移籍やらレコード会社の合併やらで、オリジナルがリリースされたレコード会社と違う所から再発盤が発売されるからややこしい。
コメント