Dance Hall Days / Wang Chung

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グレイテスト・ヒッツ
グレイテスト・ヒッツ

1984年夏のヒット曲。


Wang Chung といえば、1986年に全米2位となった Everybody Have Fun Tonight の方が遥かに有名なのだが、彼らが全米チャートに登場するようになったのは1984年のことである。春に Don’t Let Go がスマッシュ・ヒットとなり、次いでリリースされたのが、この Dance Hall Days だった。Don’t Let Go はあまり好みではなかったのだが、Dance Hall Days の方は、心地よいビートとメロディを一度聴いただけで気に入ってしまった。チャート的にはそこそこの順位(16位)まで登ったのだが、その後が続かず、いつしか忘れ去られた存在になっていた。日本では、彼らの音楽よりも「ワン・チャン」という名前の話題性が先行していたように記憶している。2年後、Everybody Have Fun Tonight で大ブレイクしたときには、1984年のことを思うとメジャー・ヒット一つでここまでビッグになるのか、と驚いたことを思い出す。
Wang Chang の曲が収録されているコンピレーションは少ない。アマゾンで検索してみると殆どが輸入盤になってしまう。Dance Hall Days を聴きたいが為に購入した上記ベスト盤には、Dance Hall Days (Flashing Back To Happiness 7″ Mix) というリミックス・ヴァージョンも収録されていた。このアルバム自体が1997年のリリースなので、2005年の現在から見ると古くなってしまった感もあるのだが、1990年代後半風にアレンジされたリミックス・ヴァージョンも面白い。個人的にはオリジナルの方が落ち着くのは、思い入れと同時に、自分自身が年を取った証拠なのかもしれない。

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