オープン・アップ・アンド・セイ…AHH!
1988年に全米 No.1 に輝いた名バラード。
入梅したというのに、今日も真夏の暑さ。
この暑さをものともせず、バラが花の盛りを迎えている。(薔薇を漢字で書けない私。)
バラ、からすぐ思いつくのが Guns N’ Roses なのだが、余りにも単純すぎるので、Poison の Every Rose Has Its Thorn にした。
1980年代ほど、HR/HM が脚光を浴びた時代はなかった。全米ヒット・チャートは、 HR/HM 勢がそこかしこに顔を出していた。(何と良い時代だったのか。)1980年代後半、お決まりの長髪、派手なメイクに衣装、テクニック重視のギター(Edward Van Halen は凄かった)、美しいコーラス・ワーク(Def Leppard の影響は大きかった)の楽曲、と同じような HR/HM アーティストが次々と登場してきた。しかし、何かしら他と明らかに違うものがあれば、キャリアの浅いアーティストでも瞬く間にブレイクした時代でもあった。そのような状況で、上手くヒットの波に乗ったのが Poison だった。
当時、Def Leppard の HYSTERIA にどっぷり浸っていた私は、 品が無くて(上記ジャケット参照)見た目が派手で、演奏が下手だの何だのとたたかれていた Poison が売れるのが理解できなかった。さすがに、全米 No.1 となったこの Every Rose Has Its Thorn は良い曲だとは思っていたが。
今改めて
グレイテスト・ヒッツ1986-1996
を聴き直してみると、ロックは楽しくなけりゃ、という曲から、じっくり聴かせるバラードまで、質の良い作品が並んでいるのに気づかされた。さすが、ベスト盤でプラチナを獲得しているだけのことはある。なかなか侮れない「毒物」、下手すれば中毒になってしまう!?
コメント