シカゴ17
1984年10月の全米 Top 3ヒット。邦題「忘れ得ぬ君に」。
最近、飲酒運転による死亡事故のニュースが報道されない日は無い。どうしてこうも続くのだろうか?
私自身がお酒に弱く、ごくたまにしか飲まないので、何杯も飲酒してから車を運転するという心理が全く理解できない。
飲んでもハンドルを握るとは何とも悪しき習慣、と思った時、habit という単語が閃き、Chicago のヒット曲が浮かんできた。試しに Hard Habit To Break を excite で翻訳してみると、「やめにくい習慣」と表示された。飲酒運転が危険であると思わず繰り返している人にとっては、これも止めにくい習慣なのだろう。(決して許されるものではないが)。
1984年にヒットしたこの曲は、自分の元を去っていった女性の事が忘れられないという内容から、「忘れ得ぬ君に」という邦題が付けられたのも分かる。1980年代半ばまでは洋楽に邦題が付けられていたけれど、特に Chicago の楽曲には綺麗な日本語の邦題が多い。限られた文字数で、的確に歌を表す言葉が使われているのには驚く。
曲を思い出したついでに、化石のようなハート・オブ・シカゴを引っ張り出して聴いてみた。
注釈:THE HEART OF CHICAGO には数種類ある。1989年に1976~1988年のヒット曲を集めたものが発売された(上記のもの)が程なく廃盤となり、レーベルの関係から2枚に分かれた日本独自編集盤
Heart of Chicago Vol.1: 1967-1981
ハート・オブ・シカゴ1982-
1982-1997 とはまた異なる、未発表曲収録コアなファン向け日本盤
ハート・オブ・シカゴ1982~
さらに、日本とは全く別編集のアメリカ盤
The Heart of Chicago 1967-1997
The Heart of Chicago, Vol. 2: 1967-1998
が存在する。
美しいバラードは良いのだが、エンディングのフェード・アウトは昔と変わらず好きになれない。
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