Here Comes The Rain Again / Eurythmics

グレイテスト・ヒッツ

1984年に全米 No.4 を獲得したヒット曲。

今日で6月＝水無月も終わり。西日本は、本当に雨の少ない月になってしまった。
街へ水無月（京都では、6月30日に氷に似せた和菓子「水無月」を食べる風習がある）を買いに行こうとした矢先、雨が降ってきた。空は明るかったので、一時的な通り雨。ここ数日、中途半端な雨が続いている。まさに、Here Comes The Rain Again といったところ。
1980年代を代表するエレクトロニック・ポップ・デュオの Eurythmics は、独特の音楽性と Annie Lennox の美貌＆歌声で一世を風靡した。元夫婦の男女デュオという一風変った、しかし絶妙な組み合わせで、数々のヒット曲を生み出している。Here Comes The Rain Again は、出世作の Sweet Dreams と同様に、無機質にリズムを刻んでいくドラム・マシンにのって、Annie Lennox の憂いを帯びた歌声が冴え渡る曲。ビジュアル面も含め、とにかく洗練されていて格好良かった。Sweet Dreams にしろ Here Comes The Rain Again にしろ、1983-84年のEurythmics 全盛期を象徴する曲である。
でも、インパクト度からいくと Sweet Dreams の方が上手になってしまう。その点で、Here Comes The Rain Again の影が薄くなってしまうのが惜しい。