Here I Go Again / Whitesnake

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サーペンス・アルバス ~白蛇の紋章~
サーペンス・アルバス ~白蛇の紋章~

1987年10月の全米 No.1。


デビ・カバもとい Whitesnake が全米を制してから18年が経った。1984年の来日公演に行った身としては、白蛇もとうとう全米で認められるようになったのだ、と非常に感激したことを思い出す。男らしい歌詞にデビ・カバの味のあるボーカルがもの凄く格好良い。全米 No.1 を取って当然の楽曲だと思う。
1980年代の HR/HM 系アーティストによる全米1位を記録した曲を振り返ってみると、1980年 Crazy Little Thing Called Love & Another One Bites The Dust by Queen、1983年 Africa by TOTO、1984年 Jump by Van Halen、1986年 You Give Love A Bad Name by Bon Jovi、1987年 Lvin’ On A Prayer by Bon Jovi と、1970年代よりアメリカでもヒット曲を出していた Queen を除き、全てアメリカのアーティストばかりである。そこへ、以前に全米でヒットの実績が殆ど無かったイギリスの HR/HM バンド、Whitesnake が全米 No.1 を獲得したのはどれ程画期的な事だったか!(逆に Def Leppard は 1983年の Photograph、Rock Of Ages などの実績がありながら、1988年の Love Bites まで全米 No.1 に至らなかった)。
以後、怒涛のごとく HR/HM アーティスト達が次々と全米を制覇していくのは周知の通り。
良く知られているように、この Here I Go Again は1982年に発表された
Saints & Sinners
Saints & Sinners

にオリジナルが収録されている。あいにくと私はこのアルバムは聴いていないので、原曲とヒットした方の比較は出来ない。Here I Go Again は非常に素晴らしい曲なので、アレンジ次第で売れる・売れないが決まってくるのだろう。
Here I Go Again の収録されているアルバムは、日本盤・アメリカ盤
Whitesnake
Whitesnake

とイギリス盤
1987
1987

では曲順や収録曲数が違う。イギリスのアーティストは、自国とアメリカの二つのマーケットを伺いながら戦略を練らないといけないから大変だろう。(Def Leppard もベスト盤はマーケットによって収録曲を変えている)。
ファンにとっては CD 代が大変なのだけれど。

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