Captain & Me
1973年夏の大ヒット曲。
9月30日で関西と九州を結ぶブルートレイン「彗星・あかつき」がその歴史に幕を閉じた。正確には「彗星」が廃止、「あかつき」は「なは」に連結される。遥か昔の通学途中、朝の京都駅に入線してくる「あかつき」を何度となく見かけたことがあるので、一応名前は残るとはいえ何か寂しいものを感じる。今年の春にはブルートレインの語源ともなった「あさかぜ」や「さくら」が廃止され、現存する寝台特急の数も僅かとなってしまった。私は、20年程前に大阪 – 青森を結ぶ「日本海」に乗ったことがあるが、それ以後、寝台特急に乗車する機会がない。一度「トワイライト・エクスプレス」や東京 – 札幌になるけれども「北斗星」に乗ってみたいものだ。
長距離寝台特急か、と思っていたら、意味は違うけれど The Doobie Brothers の Long Train Runnin’ が浮かんできた。1970年代西海岸を代表する The Doobie Brothers 、そういえばこのブログで彼らの曲を取り上げていなかった。もっとも、同じウエストコースト代表 Eagles の場合と違ってそれ程熱心に聴いた訳でもなく、代表曲を押さえただけなので、私が書ける事も少ないというのもまた事実。
The Doobie Brothers は Tom Johnston がメインだった初期と、Michael McDonald がメインだった後期でサウンドが全く異なっている。私が最初に聴いた彼らの曲は全米 No.1 に輝いた What A Fool Believes で、その都会的な独自サウンドに興味が持てなかった(洋楽を聴きだして数年して良い曲と思うようになったが、初めのうちはどこが良いのか理解出来なかった)。その後に聴いた、この Long Train Runnin’ や China Grove はすんなりと耳に馴染んだので、出会った曲の順番が違っていたら Doobie の熱烈なファンになっていたかも知れない。
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