MAMMA MIA! (Original Cast Recording) (Special Edition)

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Mamma Mia! [Special Edition] [Original Cast Recording]
Mamma Mia! [Special Edition] [Original Cast Recording]

ABBA の曲で構成された、大ヒット・ミュージカル。


大阪四季劇場で行われている、「マンマ・ミーア!」を観てきた。
予想以上に面白かった。ABBA の原曲を知っているだけに、日本語の歌詞がどうなるだろうかと思っていたが、それ程違和感も感じずにミュージカルを楽しめた。
ストーリーは、母親の手で育てられた娘が、自分の父親と思われる3人の男性を自分の結婚式に招待するところから始まる。娘の結婚式前日、母親の親友2人(3人でロック・バンドを組んで活躍していた)と父親候補3人が、母親の経営するホテルに到着する。その母親は旧友との再会を喜ぶものの、昔の恋人達と再び会ったことで未練や葛藤で思い悩む。また娘の方も、父親候補を招待したことで自分自身が混乱してしまう。そして、結婚式当日、、、というもの。ABBA の曲にのって、小気味よく物語は展開する。
ABBA の楽曲だけでストーリーを創り上げた脚本も凄いが、それは、やはり ABBA の楽曲の良さがあってこそ。あらためて ABBA の楽曲の素晴らしさに気づかされた。そして、このミュージカルの真骨頂は、メイン・ストーリーが終わった後に展開された、カーテンコールでの Mamma Mia、Dancing Queen、Waterloo の3曲によるダンス・パーティーに集約されると実感した。
私は2階席だったので座って見ていたけれども、見える範囲では1階席の観客はスタンディング、2階席の人も一部立って踊る、踊る。さすがに、日本語歌詞が浸透していないためか観客側の歌声は殆ど聞こえなかったが、このあたりはロック・コンサートの合唱曲と同じノリ。(本当は大声で歌って踊りたかったのだが、覚えているのは Dancing Queen のオリジナル、おまけに風邪気味で声も出そうになかった、踊るよりも腕を突き上げそうだった –今日来ているのは HR/HM のライブではないぞ — ので自制した)。
洋楽がメジャーでない日本ですら、Dancing Queen、Chiquitita、最近では Money, Money, Money などは誰しも聞いたことがある位有名なのだから、欧米での ABBA の人気はどれ程のものであろうか。お馴染みのメロディー、分かりやすい歌詞、楽しく踊れる、という曲のオン・パレード。そりゃ、ミュージカルそのものが大合唱&ディスコ大会になるわな。
宣伝通り、楽しくハッピーになれるミュージカル。洋楽好きなら、一度観ておいて損は無いであろう。
さて、オリジナル・キャストの CD を買って、ABBA オリジナルと聴き比べてみることにしよう。
私の持っている ABBA GOLD は古い(1992年発売)ので、一部楽曲が収録されていない。
アバ・ゴールド〈スペシャル・エディション・ベスト・オブ〉
アバ・ゴールド〈スペシャル・エディション・ベスト・オブ〉

新しい2枚組みを買い直さなければ。あらら、2枚組みでもミュージカルの全曲を網羅していないのか。仕方が無い。

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