孤独のナイト・ゲームス
横山やすし、ではない。グラボネ、こと、スーツでロックを歌うグラハム・ボネット!
12/16で HEROS について書いたが、Rainbow の曲でセレクトされていたのが、 Graham BonnetがボーカルのSince You’ve Been Gone だった。そこで、久しぶりにグラボネのベスト盤を聴いてみた。
私は1990年オーストラリアで発売された、GRAHAM BONNET THE ROCK SINGER’S ANTHOLOGY を持っている。1960年代後半の The Marbles (グラボネが、いとこと結成したユニット)時代から、Rainbow、1980年代前半のソロ作品まで収録しており、これ1枚でグラボネの変遷ぶりがわかるので非常に重宝している。本当はこのアルバムを紹介したいのだが、残念ながら、アマゾンやHMVを探しても見当たらない。唯一、ドイツのアマゾンではタイトル表示されるが、在庫切れなので入手は困難。
逆に、The Marbles 時代のものは再発売されている。
Marbles [Bonus Tracks]
1968年にイギリスとオーストラリアでスマッシュ・ヒットになった、Only One Woman (Bee Gees による曲)を、のびのびとしたボーカルで歌い上げている。青筋立てて、シャウトしているグラボネからは想像し難い。
Rainbow、MSG、Alcatrazz、Impellitteri、そして遂には日本のアンセムと組んだりして、地に足がついていないグラボネだが、Rainbow から Alcatrazz までの10年間は、特筆すべきボーカルだと思う。
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