地獄への接吻
1976年1月、全米12位となったスマッシュ・ヒット。
ウドーから 「UDO MUSIC FESTIVAL 2006 早割チケット予約開始のお知らせ」メールが届いた。7月22日・23日の両日にわたり、野外フェスティバルを行うというもので、大阪での会場は泉大津フェニックス (富士スピードウェイと同日開催)。梅雨直後の天神祭り前という、考えただけでも暑さにやられそうな時期で、泉大津からバスで行かないといけない不便な場所となると、既に行く気がしない。出演アーティストで観てみたいなと思ったのが、KISS、The Doobie Brothers、The Pretenders、Jeff Beck くらいか。KISS が22日、The Doobie Borthers、The Pretenders、Jeff Beck が23日に分かれている。15年程前に KISS も Jeff Beck も観ているから、もういいか。The Doobie Brothers と The Pretenders はまだ観たことがないけれど、泉大津フェニックスという理由で見送ることにした。2004年に行われた THE ROCK ODYSSEY (これは都合でいけなかった。The Who 観たかったのに)のように大阪ドームなら行くのだが、泉南は遠い。
KISS が日本のフェスティバル出演ということで、今日は Rock And Roll All Nite にした。KISS の定番といえるこの曲は、1975年リリース、1976年1月にチャートの最高位を獲得しているので、もう30年も前の楽曲ということに驚かされる。ということは、メンバーも結構な年齢になっているという、この事実。Wikipedia によると、Gene Simmons が1949年生まれで今年57歳、Paul Stanley が1954年生まれで52歳になる。あのメイクで歳が分からなくなっているけれど、活動暦を考えたら当然のこと。それにしても、1970年代から2006年の今も現役で活動を続けているバンドは、良い楽曲を多数持っている上に、歳をとってもパワフルだわ。
そういえば、Def Leppard Official Site (http://www.defleppard.com/home.html)の News に、VH1 が今年から開催する VH1 ROCK HONORS に KISS、Queen、Def Leppard そして Judas Priest が選ばれ、5月に記念式典の録画・放映を行うという記事が出ていた。VH1 ROCK HONORS は、ハード・ロックに大きな影響を与えたアーティストらの功績を称えるものとして創設されたそうな。KISS、Queen、Judas Priest という1970年代から活躍する重鎮達に混じって、Def Leppard が選ばれているのはファンとしては非常に嬉しい(あ、KISS とは関係ないか)。そして、Queen、Judas Priest、Def Leppard と大英帝国が占める中、KISS がアメリカ代表として選ばれているのは注目すべき点であろう。Queen がクラシックおよびその他音楽と HR の融合、Judas Priest は HR/HM を確立したメタル・ゴッド、KISS はアメリカでの HR 先駆者、Def Leppard は ポップの融合により売れる HR/HM カテゴリーを創り出した、といったところか。あれ? Van Halen は?そうか、Def Leppard は様々な困難に見舞われても現役を続けているし、Queen にしろ、Judas Priest にしろ、KISS にしろ、かつて活動休止や解散状態にあっても、復活して現在も活躍していることが重要なのかもしれない。
コメント