ROCK OF AGES (2012 America)

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ロック・オブ・エイジズ オリジナル・サウンドトラック
ロック・オブ・エイジズ オリジナル・サウンドトラック
アメリカでは6月、日本では9月に公開されたミュージカル映画。


毎月1日は映画が安くなるので、ROCK OF AGES を見てきた。
(公開直後に正規料金で見ても良かったのだが、先週は Asia 来日公演に行ったので、この日を待った)。
ミュージカルが大ヒットしたことから映画化されたそうだが、この映画の売りは Tom Cruise がロック・スターの役で出演していることと、Def Leppard ファン的には Def Leppard の楽曲が使用されていることか。(ROCK OF AGES というタイトルなのに、ミュージカルでは楽曲の使用許可が降りなかったそうだ。レーベル側が許可しなかったのか)。
映画冒頭から、イントロクイズ状態に陥ってしまった。
1980年代半ばの、日本でも洋楽がヒットした時代を知っている人にとっては(そして、ミュージカルが嫌いでなければ)、ものすごく楽しめる映画だった。
Tom Cruise が
アペタイト・フォー・ディストラクション
アペタイト・フォー・ディストラクション
の Axl Rose に歌唱指導を受けたそうだが、歌唱指導のみならず、ロック・スターのハチャメチャぶりまで指導を受けたのではないかと思わせるほどの怪演いや熱演だった。
映画の主役は田舎から出てきて明日のスターを夢見る若い男女なのだが、Tom Cruise 演ずる Stacee Jaxx の存在感が有り過ぎ。
ペットのサルをお供に登場するシーンは、
BAD25周年記念スタンダード・エディション
BAD25周年記念スタンダード・エディション
を思い起こさせた。(このサルも結構な役者だった)。
Wikipedia (英語) http://en.wikipedia.org/wiki/Rock_of_Ages_(2012_film) に詳細が書いてあるけれど、Def Leppard ファンとしては、3曲使われていたのでそちらでも楽しめた。先ず、Stacee Jaxx が the Bourbon Room にやってくるところで Rock Of Ages が BGM として使われ(Def Leppard のオリジナル)、その Stacee Jaxx がライヴ・パフォーマンスとして Pour Some Sugar On Me をカヴァー。個人的には Historia video edit
デフ・レパード・グレイテスト・ヒッツ
デフ・レパード・グレイテスト・ヒッツ
(収録ヴァージョン)だったのは気に食わないが(オリジナルの短い方が好き)、Tom Cruise いや Stacee Jaxx の歌はなかなかなもの。(俺様もこれくらいライヴで安定的に歌えたら…)。最後に、お姉さん達のポールダンスに Bringin’ On The Heartbreak が使われていた。(PSSOM じゃないのね。いや、PSSOM がそういった場所で使われてヒットして、そしてアルバムも売れたというエピソードを踏まえて、Def Leppard の曲にしたというのは深読みしすぎか)。
一瞬だが、
ハイ&ドライ
ハイ&ドライ
のジャケットも写っていた。(Rock Of Ages なら PYROMANIA にしてほしかった)。
1987年という年代設定なのに、
ポルノグラフィティ
ポルノグラフィティ
の More Than Words はどうかと思ったが(数曲、1988年や1989年の曲もあったが、1990年代の曲は感覚的に違和感を覚えた)、Nuno Bettencourt もカメオ出演しているし、歌詞や曲で選ぶと仕方がなかったのだろう。
主人公の女の子 Sherrie Christian の名前からして音楽ネタに繋がっていくし、その他、小ネタもいろいろで面白かった。
日本版 DVD
ロック・オブ・エイジズ [DVD]
ロック・オブ・エイジズ [DVD]
は発売されるだろうけれど、色々調べてみたところ、Amazon.co.uk の表示を信じるなら、UK 版ブルーレイ(リージョン・フリー)
Rock of Ages – Triple Play (Blu-ray + DVD + UV Copy)[Region Free]
Rock of Ages - Triple Play (Blu-ray + DVD + UV Copy)[Region Free]
には日本語の字幕も入るらしいので、UK 版を買うのが安上がりかもしれない。日本語字幕がなくても、殆どが楽曲なので、英語字幕が出ればそれで構わない。
さて、注文するか。
2012年10月9日追記
Amazon.co.uk でブルーレイを注文したが、”当初の商品案内ブルーレイ+DVD+UV Copy ではなく、実際はブルーレイ+UV Copy なので一旦キャンセルします”というメールが送られてきて、注文がキャンセルされていた。ROCK OF AGES だけの注文ならとっくに発送されていたのだろうけれど、11月中旬発売のものと合わせて注文していたため、キャンセルになったようだ。ご希望の場合は再注文をして下さい、となっていたものの、詳細確認中ということでまだ受け付けていない…。
2012年10月11日追記
Amazon.co.uk でブルーレイの注文が再開された。ブルーレイ+UV Copy のパッケージだが、値段は GBP 15 と変わらず。予約しているものと合わせての発送は止めて、このブルーレイのみの単独注文とした。ブルーレイ GBP 15.00 – VAT GBP 2.50 + 通常発送の送料 GBP 3.58 合計 GBP 16.08 日本円換算約2000円!日本版を買う気にならない。リージョンフリー表記が正しければ良いのだが。

コメント

  1. たんこ より:

    白まねきねこさん、こんにちは。
    映画レビュー、思わず爆笑したり
    「そうそう!」とうなずきながら読ませていただきました。
    私が見に行ったのは初日だったのですが
    平日だったせいか人はまばら。
    トムのファンらしき女性と
    80年代に青春を過ごした洋楽ファンらしき男性
    という客層のように感じました。
    後で知ったのですが、セバスチャン・バックや
    ナイトレンジャーのジョエル・ホークストラ
    REOのケビン・クローニンなど
    そうそうたるメンバーがチョイ役で出ていたそうですね。
    しまった!知ってたらもっと真剣に見たのに!!
    DVDが出たらじっくり見ることにします。

  2. 白まねきねこ より:

    たんこさん、コメントありがとうございます。
    ROCK OF AGES公開初日に見に行かれたのですね。
    公開初日で人がまばらというのは寂しいですね。
    昨日のファーストデイでも観客は少なかったです。
    DVD/ブルーレイはイギリス10月8日、アメリカ10月9日発売です。
    既にAmazon.co.ukで注文しましたが、11月19日発売のものも
    同時に頼んだので、11月下旬に届く予定です。
    それでも日本版発売より早そうですが。

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