グレイテスト・ヒッツ
Slade 1984年の全米ヒット。
世界陸上も最終日、陸上の花形、女子マラソンを中継している。先頭はイギリスの選手。ユニオン・ジャックを見ていると、頭の中で、この能天気な曲が鳴り響いてきた。
Slade は、もう何年も聴いていない。ちょっとしたことで思い出すのだから、人間の記憶力も素晴らしいものだ。
私が Slade の名前を知ったのは、前年 1983年に Quiet Riot が
メタル・ヘルス~ランディ・ローズに捧ぐ~
に収録した Cum On Feel The Noize をヒットさせた時になる。全米 Top 5 ヒットとなったこの曲のオリジナルは Slade ということで、ラジオでかかっていた原曲の方も聴いたことがある。1970年代イギリスのグラム・ロック/ハード・ロックの重鎮という認識だったのに、この Run Runaway でそのイメージは吹き飛ばされてしまった。
思わず踊りだしたくなるような、余りにも明るく楽しい楽曲に魅かれてシングル盤を購入した。およそハード・ロックからかけ離れた、非常にポップな楽曲だった。小遣いも少ない学生時代にEP盤を買ったほどだから、よほど気に入ったはずなのに、今の私の CD ライブラリーには Slade が無い。あらららら。
カヴァー・アルバムの発売は延期されてしまったけれど、Def Leppard が録音したカヴァー曲リスト(Def Leppard Official HP 02.01.2005 News)の中に、How Does It Feel (original by Slade) も含まれている。この曲が Lepps のカヴァー・アルバムに収録されるかどうかは分からないが、オリジナルは Slade のベスト盤に入っているので、Slade の CD を買うことにしよう。
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