ガールズ、ガールズ、ガールズ(紙ジャケット仕様)
1987年12月、全米最高位83位に終わった美しいバラード曲。
邦題「オール・アイ・ニード」。
昨日立ち寄った CD ショップの HR/HM コーナーに、再発売ということで
グレイテスト・ヒッツ
が並んでいた。また再発売!それも値段を下げて。こうでもしないと売れない時代ということ。
先日
Joel Whitburn Presents the Billboard Hot 100 Charts: The 8OS (Record Research Series)
をめくっていて You’re All I Need が今頃のヒットだったに気が付いたのだが、Top 40 に至らなかったためか、一枚物のベスト盤からは外れている。
レッド・ホワイト&クルー
には収録されているけれど、この日本盤、カタログから落ちた?アマゾンも HMV もタワーも扱っていない。思わず UNIVERSAL のサイトを見たけれど、他のアルバムはアマゾン&HMV へのリンクがあるのに、この2枚組みベスト盤はリンクされていない。カタログ落ちか、数ヵ月後に再発売か。
切ないメロディーか心に残るパワー・バラードの You’re All I Need は個人的には結構好きなのだが、チャート的にはボロボロだった。1987年の12月、時は HR/HM に追い風が吹いている頃、バラードで Top 40 に入らなかったというのも酷い話である。楽曲自体は悪くないと思うのだが、何せ悪事の限りを行ってきた Motley Crue のこと、イメージ的にバラードは似合わない。(1985年の Home Sweet Home も全米最高位89位とこけていた)。
一応1990年に入って Without You が全米8位になったが、つくづくバラードが売れないバンドだと思う。
参考までに、1984年から1989年にかけての Motley Crue の Top 40 ヒット。
1985年9月 16位 Smokin’ In The Boys Room
1987年7月 12位 Girls, Girls, Girls
1989年10月 6位 Dr. Feelgood
タイトルを並べるだけで、1980年代の Motley Crue を端的に表している。
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