2014年8月に京都劇場で三谷文楽「其礼成心中」が上演された。
其礼成心中は三谷幸喜が脚本を書いた文楽の新作で、2012年にパルコ劇場で初演され、2013年にも再演された。
タイトルはもちろん文楽や歌舞伎で有名な
のパロディ。
関西で上演されるとは夢にも思わなかったものだから、2013年に Blu-ray 三谷文楽 其礼成心中を購入して見ているのだが、文楽を応援する意味でも実際の舞台を鑑賞する方が断然良いのでチケットを入手した。
しかし、国立文楽劇場での本公演(2演目)6000円に対し、一演目でチケット代8000円。民間のパルコが関係しているためか、京都劇場を借りるのに費用がかさむのか、高い…。
特典映像を含め DVD で予習済の状態なので、ストーリーを楽しむというよりは、普通の劇場でどのように文楽を演じているかを主に見ていた。(舞台装置についても、特典映像で解説されていた)。
悲劇の多い文楽と異なり、三谷幸喜らしい喜劇というか人情話で、また現代語での語りだから分かりやすく楽しいのは良かったけれど、チケット代の高さを含め関西での再演はあるのだろうか?
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