人形浄瑠璃文楽名演集 義経千本桜 Vol.4 [DVD]
「道行初音旅」「河連法眼館の段」
2012年の古典芸能鑑賞は、国立文楽劇場での文楽鑑賞から始まった。
文楽は高校生の時に芸術鑑賞会で観た時以来(この時も国立文楽劇場だった)。
歌舞伎を観るには元となった文楽も劇場で観ておいた方が良いだろうと最近思うようになったことと、演目が河連法眼館の段だったこと、そして、チケットぴあでそれなりの席が空いていたので思い切って出向くことに(チケット代は歌舞伎より断然安いが、日本橋というのが少々面倒)。
以前、
人形浄瑠璃文楽名演集 義経千本桜 DVD-BOX
を観たことはあったけれど、劇場で観る文楽はその舞台装置を含めて面白かった。歌舞伎と違って花道や回り舞台ももなく、動きに制約のある中で、ケレン味を出すのだから人形遣いさん達も大変だ。最後は澤瀉型同様に狐が宙を飛んでいった(主遣いさん宙乗り)。
さて、その澤瀉屋は、大阪・松竹座で襲名披露公演を行なっている。四の切が上演される夜の部は当然チケットを購入済。
今年も私の古典芸能鑑賞は狐で始まる。(そして、狐で終わりそう。南座・顔見世興行澤瀉屋出演予想演目—義経千本桜・川連法眼館、楼門五三桐、将軍江戸を去る)。
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