総括:80年代ヘヴィ・メタル/ハード・ロック

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2022年6月17日に発売された本。

発売されたばかりの本を早速買ってきて、約400ページをざっと読んだ。

BURRN! 創刊メンバーの一人である増田勇一氏と、現 BURRN! 編集部員の奥野貴久氏との対談形式なので、本のボリュームの割には読みやすい。

全11章の構成で、最初に増田氏による1970年代の振り返り。以後、1980年から1989年まで1年ごとに章立てられ、その年のミュージック・シーンについて、その年に発売されたヘヴィ・メタル/ハード・ロックのアルバム紹介、来日公演を行ったアーティストの紹介、業界裏話などが語られている。章の最後に、増田氏と奥野氏の各々がその年を代表すると考えるアルバム10枚を取り上げてまとめとしている。

モノクロだがアーティストの写真やアルバム・ジャケット写真も多く、それらを眺めているだけでも1980年代当時のミュージック・シーンが鮮やかに思い出される。1980年代当時、予算や時間の関係で聴けなかったアルバムや、本を読んで気になったものは、Amazon Music Unlimited で検索してすぐに聴くことが出来るのだから、非常に便利になったものだ。

欧米のアーティストだけでなく、LOUDNESS など日本のヘヴィ・メタル/ハード・ロックのアーティストについても触れられている。

Def Leppard ファンとしては、1984年1月の来日時に雪が積もった公園で撮ったバンドの集合写真が載っていたのが嬉しかった。(BURRN! 刊行前なので、MUSIC LIFE 掲載用に撮影したものだろうけど、38年後の今も使えるように保管していたのね)。

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