99 Luftballons その2 / Nena

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ファースト・アメリカ(紙ジャケット仕様)
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1984年2月11日の全米12位。邦題「ロックバルーンは99」。


1984年冬、西ドイツのバンド Nena がドイツ語で歌った 99 Luftballons (neunundneunzig Luftballons ノインウントノインツィヒ ルフトバルーン)がアメリカのヒット・チャートを気球の様に上って行った。そして1984年3月2日、 99 Luftballons は遂に Billboard HOT 100 で2位を記録した。(CASH BOX では1位を記録したけれど、Billboard は2位止まりだった)。
この 99 Luftballons は、大空に放たれた風船がベルリンの壁を超えて東ドイツ側に行ったらどうなる?ということから想像が広がって出来た曲、というのを雑誌で読んだ記憶がある。英語版 Wikipedia (http://en.wikipedia.org/wiki/99_Luftballons)によれば、Nena のギタリストが西ベルリンで行われた Rolling Stones のライヴに行っていた時、多数の風船が大空に放たれようとしていたのに気づき、そのまま地平線へ向かう様子を見ていたら、風船の塊が形を変えて不思議な宇宙船のように見えたそうだ。その数多くの風船で出来た宇宙船が東ベルリンへ行ったら何が起こるだろう?と考えたとのこと。
涙のNo.2
涙のNo.2
の日本語訳詞を見ると、99個の風船が UFO に間違われて戦争へ突入…と話が広がっているのが分かる。
99 Luftballons のヒットから5年後、ベルリンの壁は崩壊した。

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