ザ・ゲーム
1980年10月の全米 No.1。邦題「地獄へ道づれ」。
ブックオフに行ったら、1990年代の Music Life が数冊並んでいた。過去のインタビューが掲載されている号を表示している Burrn! と異なり、Music Life はどの号にインタビューが掲載されているのか分からないので集めるのにも苦労する。一通り目次に目を通し、Def Leppard の記事が載っているものだけ選び出して購入する。新年早々、良い買い物をした。
捨てる神あれば拾う神あり。誰かにとってごみ扱いのものでも、誰かにとってはお宝になる。
ごみは英語で garbage(生ごみ、がらくた)、trash(くず、破片)、dust(ちり、ほこり)だったなー、と思いつつ歩いていたところ、dust に関連して Queen の Another One Bites The Dust が頭の中で鳴り響いてきた。一旦思い出したら、あのリズムと Freddie Mercury の歌うサビの部分が頭から離れていかない。
Another One Bites The Dust は、昨年の Queen + Paul Rodgers 名古屋公演では演奏されなかった(他の会場では演奏されたはず)。個人的には、是非とも聴きたい曲ではなかったので、セット・リストから外されてもそれ程残念に思わなかった。
リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ(初回限定盤)
には収録されているので、Paul Rodgers の歌うこの曲を聴くことが出来る。そういえば、来日公演以来この CD を聴いていない。我ながら移り気なものだ。
それにしても、dust=ほこり、から「地獄へ道づれ」とはこれいかに。20年来慣れ親しんでいる邦題だけれど、ふっと疑問に思った。いつも使っている英辞郎では出てこなかったので、英和辞典を引く。
bite the dust (口語)殺される、(特に)戦死する、病気にかかる、とある。
Another one bites the dust を訳すと、「誰かが殺される」となるから、「地獄へ道づれ」という邦題も言い得て妙なり。Queen の CD を持っていても、今まで歌詞カードや訳詞を見ていないことが露見してしまった。
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