ホット・スペース
Queen 1982年の全米11位となったヒット曲。
真夏日、暑い。
こう暑い日は、Queen の HOT SPACE、そして Body Language が頭に浮かんでくる。
私が洋楽にはまったのが 1982年の今頃なので、Queen は Body Language からがリアル・タイムになる。 一番 Queen らしくない曲から入ってしまったのだった。曲全体を通じて耳に残るベース、学生でも容易に理解できる易しい単語が並んだストレートな歌詞、ヴァースとコーラスの絶妙な間。Queen = Body Language = 流行のディスコ・サウンドという認識の頃は、とてもとても、美しさと荘厳さを兼ね備えたハード・ロック・バンドとは思いもしなかった。
Body Language は、1982年当時、古くからの Queen ファンには評判が悪かったらしい。様式美も、重厚さも、物語性も、Bryan May のギター・ソロも無い曲なのだから、Queen のハード・ロックはかくあるべし、というファンにとって不評なのは当然だったかもしれない。しかし、ディスコ・テイストを取り入れた Another One Bites The Dust は大ヒットしたにもかかわらず、それをさらに発展させたと思われる Body Language は、数々のベスト盤
Greatest Hits 1 & 2
クイーン・ジュエルズ(CCCD)
ジュエルズII
に収録されていない。この曲は2005年の今、聴き返しても決して古くなく、全米11位まで行っているのに収録されていないのは少々残念である。
それにしても、じわっとまとわり付くようなベースの音、ますます暑さを感じさせる。
コメント