Bring It All Home To Me / Night Ranger

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2021年に発売されたアルバム ATBPO の2曲目。

Night Ranger の来日公演は2019年10月以来なので、3年ぶりとなる。2010年以降、Night Ranger は2、3年ごとに来日しているので、いつもの間隔のように思えるが、この2年の間に新型コロナウイルスのため、世界は大きく変わってしまった。

久しぶりのグランキューブ大阪。まず、グッズ売り場でパンフレットを購入。以前はクレジットカードを使える売り場は限定されていたけれど、コロナ禍でタブレットなどを使ったキャッシュレス決済システムが浸透し、どの売り場でもクレジットカードによる支払が可能になっていた。

係員が手首での検温を行い、その後、入場口でチケットの半券を切ってもらう。

今回ウドープレミアムで購入したチケットは7列目上手側の席。会場を見渡すと、1階は満席に近いように見えたが、2階は中央前方1、2列に観客の姿があるのみ。グランキューブ大阪のサイトを見ると、1階が506+614+586で1706席、2階が538+510で1048席。ということは、1700人くらい入ったのか。(2019年のあましんアルカイックホールが1820席)。

舞台の奥には、いつもの様に Night Ranger のロゴの幕が下がっている。が、今回はバンド結成40周年の記念のライヴ、40TH ANNIVERSARY の文字が入っている。1983年初夏に聞いた Don’t Tell Me You Love Me の衝撃から、約40年か。

ウドーのサイトには撮影禁止と表記されていたけれど、開演直前に係員が静止画撮影可、動画・フラッシュ使用 NG、ということを言って回っていた。

開演予定時刻の19時を過ぎても場内 BGM が続き、10分ほど押してライヴが始まった。セットリストは Setlist.fm を参考にした。

2022.10.25 Night Ranger @グランキューブ大阪

  1. This Boy Needs To Rock (7 WISHES) / Highway Star (Deep Purple cover)
  2. Four In The Morning (7 WISHES)
  3. Sing Me Away (DAWN PATROL)
  4. Coming Of Age (Damn Yankees cover)
  5. Keyboards Solo
  6. Sentimental Street (7 WISHES)
  7. Passion Play (MIDNIGHT MADNESS)
  8. Bring It All Home To Me (ATBPO)
  9. The Secret Of My Success (THE SECRET OF MY SUCCESS SOUNDTRACK)
  10. Night Ranger (DAWN PATROL)
  11. High Enough (Damn Yankees cover)
  12. Reason To Be (MAN IN MOTION)
  13. Goodbye (7 WISHES)
  14. When You Close Your Eyes (MIDNIGHT MADNESS)
  15. Don’t Tell Me You Love Me (DAWN PATROL)
  16. Crazy Train (Ozzy Osbourne cover)
  17. Sister Christian (MIDNIGHT MADNESS)
  18. (You Can Still) Rock In America (MIDNIGHT MADNESS)

東京公演では、High Road (HIGH ROAD) や Growin’ Up In California (SOMEWHERE IN CALIFORNIA) といった最近の曲も演奏したようだけど、大阪公演は最新の Bring It All Home To Me 以外、Night Ranger 名義では1980年代の曲での構成だった。

東京公演ではアンコールという形はなかったそうだが、大阪ではメンバーが一度引っ込んでアンコールとなった。最後はメンバー全員並んであいさつして、三本締めで終了。大量にギター・ピックなどをばらまいて、メンバーはステージを後にした。終演は21時00分ごろで、2時間弱の楽しい時間だった。

ウドーのサイトには、【ご来場のお客様へのお願い】として、”公演中、歓声・歌唱・声援はできません”と記載されていたけれど、開演と同時にどこかへ吹っ飛び、コロナ以前と同様の大合唱となったのは言うまでもない。

今回の公演で、個人的に一番のクライマックスだと思ったのは、Night Ranger 途中のドラム・ソロ。Kelly Keagy がドラムを叩いている横に、オオカミの頭の被り物をしてお尻にしっぽを付け、スティックを手にした Keri Kelli が出てきたときには何事が起ったのかと少々驚いたけれど、次に Jack Blades、続いて Brad Gillis、最後に Eric Levy が登場して、皆で楽しげにドラムを叩いている姿は、このバンドのメンバー間の仲の良さや結束力の強さを表しているように感じた。

Jack Blades 68歳、Kelly Keagy 70歳、そして、Brad Gillis 65歳とオリジナル・メンバーは全員高齢者と呼ばれる年齢なのだが、Keri Kelli を含め弦楽器隊は舞台狭しと動き回り、演奏して歌っていた。

何度行っても、Night Ranger のライヴは楽しい。

Night Ranger 来日公演のまとめ 来日公演記録帳 / NIGHT RANGER

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