(アマゾンに画像が無かった)
1988年7月16日の全米84位。邦題「いとしのセシリア 」。
本来なら1983年7月16日の全米15位 Eurythmics の Sweet Dreams か、1988年7月16日の全米15位 Michael Jackson の Dirty Diana なのだが、どちらも既に記事にしているので、今回は別の楽曲を選ぶことにした。
チャートを眺めていたら、Cecilia の文字。あれ、これって
Blu-spec CD 明日に架ける橋
の曲ではないか。(SONGWRITER) は (P.SIMON) になっているし、間違いなく Simon & Garfunkel の曲をカヴァーしたもの。普段なら見落としそうだが、何せ3日前に S&G のライヴで盛り上がってきたばかり。絶妙なタイミングだ。
いろいろ検索していたら
Another Lost Decade: The ’80s Hard to Find
が出てきた。このコンピレーション盤、OXO(オクソ)の Whirly Girl を聴きたいが為に買ったのだが、Cecilia ではないものの Strange But True という Times Two の楽曲が収録されていた!(いろいろ音源は買っておくものだ)。Strange But True は1988年5月21日に全米最高位21位を記録している。
どこにも Times Two による Cecilia のサンプル音源が見当たらなかったので、YouTube にアップされていないか調べてみた。案の定、世の中にはプロモーション・ビデオをアップしている人がいて
が見つかった。
オリジナルがレゲエとフォークの融合だったのに対し、Times Two ヴァージョンはレゲエと1980年代エレクトロ・ポップの融合で妙に楽しい。
Wikipedia (英語)によると、Times Two は Shanti Jones と Johnny Dollar のデュオで、前述の Strange But True が最大のヒットだそうだ。2009年6月4日に Johnny Dollar が癌のため45歳の若さで亡くなったとのこと。
能天気なプロモーション・ビデオを観た後だけに、一層人生の儚さを感じてしまった。
Paul Simon と Art Garfunkel の二人が健在で、67歳とは思えないパフォーマンスを日本で見せてくれたことは(あと札幌ドーム公演が残っているけれど)、本当に奇跡的な事だったのだと改めて思う。
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