タワーレコードのポイントが貯まっていものだから、Def Leppard の新作を予約したのが9月中旬のこと。
アマゾンや HMV と同じように発売日に届くものと思っていたのに、発送が10月30日。31日には到着したであろうゆうパックならまだしも、普通郵便に近いゆうパケットだったから届いたのは11月1日になってしまった。(ゆうパケットは日曜日も配達するから良かったものの、ゆうメールなら更に遅れていた)。
タワレコでは急ぎの注文は避けたほうが無難のようだ。
CD を iTunes でパソコンに取り込んで、早速聴いてみる。
1曲目の Let’s Go は既にネット上にアップされているのを聴いているけれど、再度聴いてみると、Def Leppard 節、Def Leppard サウンド炸裂で、アルバム1曲目、リード・シングルなのも納得の楽曲だ。
2曲目 Dangerous。これも最近ネット上にアップされたが、コーラスが Photograph いや Promises とよく似ているのが特徴的。
3曲目 Man Enough。ベースのイントロで始まるところからして Queen の Another One Bites The Dust を彷彿とさせるが… Sav のベースが目立つ曲って、初めてかもしれない。(Switch 625 もイントロのベースが目立つけれど、やはりギター主体の曲)。
4曲目 We Belong。メンバー全員がリード・ヴォーカルを取る曲。ライナー・ノーツに誰が歌っているか書いているので、この声があの人!というのが分かって楽しい上に、Rick Allen のヴォーカル(初めて聴いた)も入っているので本当に貴重な音源だ。5人全員で作り上げたというのがひしひしと伝わってくる。
楽曲自体は何処かで聞いたような曲(EUPHORIA 時代か?)に似てなくもないが、そこが、Def Leppard。
5曲目 Invincible。全体的に疾走感溢れるノリの良い曲。
6曲目 Sea Of Love。イントロが Lynyrd Skynyrd の Sweet Home Alabama を思い起こさせるような気がするのは私だけか?女性ヴォーカルは Phil と
で共演している Debbie Blackwell-Cook。
7曲目 Energized。この曲も Def Leppard 節炸裂なのだが、何の曲に似ているかは判別できない。
8曲目 All Time High も疾走感溢れる楽曲。Phil のギター・ソロも炸裂していて、聴いて気持ちの良い曲。最後の Joe のファルセットは…。
9曲目 Battle Of My Own はアコースティック主体の曲。Def Leppard らしいコーラス・ワークが楽しめる。
10曲目 Broke ‘n’ Brokenhearted は一転、エレキギター中心のハードなロック・ナンバー。こういった音楽性の豊富さがまた Def Leppard の良さでもある。
11曲目 Forever Young。Broke ‘n’ Brokenhearted に似たハードな曲で、この辺りが聴いていて少々だれてしまう。
12曲目 Last Dance。YEAH! でカヴァーしたフォーク・ロックを思わせるアコースティック主体のバラード。 Sav のバラードには Goodbye や Love といった良い曲があるけれど、それらを上回る曲だと個人的には思う。
13曲目 Wings Of An Angel。これまた一転、重厚なハード・ロック。EUPHORIA の Paper Sun を軽くした感じか。
14曲目 Blind Faith。伝説のバンドみたいなタイトルだが、重厚で壮大なバラード曲。アルバムの最後を飾るのにふさわしい曲だが、Joe のファルセットが…。
15曲目 Last Dance (Demo) 日本盤ボーナス・トラック。Demo 音源だが、バック・コーラスもきっちり入っている。リード・ヴォーカルは Sav。Sav ファン必聴。(iTunes Store ではこの曲だけでも買えるみたい)。本編 Joe ヴァージョンと比べると、最後の高音部の歌唱を俺様が避けたのも分かってしまう。
全体を見ると、やはり Def Leppard としか言いようのない、セルフタイトルになったのも頷けるアルバムだった。
来日公演まであと1週間か。予習、間に合うかな。
ベスト盤コレクション / DEF LEPPARD
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