Did It In A Minute / Daryl Hall & John Oates

プライベート・アイズ

1982年5月の全米 Top 10 ヒット。

白人ソウル = blue-eyed soul の代表格 Hall & Oates は、今年3月に来日公演を行ったように、今でも根強い人気を誇っている。が、私の場合、好きな曲、嫌いな曲がはっきり分かれてしまい、どちらかといえば苦手な部類に入るアーティストである。それでも、時として無性に聴きたくなる曲もある。
Did It In A Minute が、そのような曲に当たる。Hall & Oates には数多くのヒット曲があるというのに、Did It In A Minute を選ぶところが普通じゃないのかもしれない。私が洋楽を聴き始めた頃に流行っていた、Hall & Oates の曲の中ではロック色が強く好みに合った、などが理由になりそうだけれども、どういう訳だか、サビの “did it you” 繰り返し部分が妙に好きなのである。
反対に、全く受け付けないのが Sara Smile。One One One も危ない。Man Eater はまだ大丈夫。Kiss On My List や Private Eyes は問題ない。 だけど、初期の Rich Girl は好き。こうなってくると、単に好みの問題、ということか。単一アーティストで、これだけ楽曲の好き嫌いが出てくるのも不思議なものである。