タッグ・オブ・ウォー
1982年の全米 No.1。
6月18日は Paul McCartney の誕生日。
昨日に続き1982年の曲になるが、ヒットした時期も丁度今頃なので、Ebony And Ivory を選んだ。
Paul McCartney と Stevie Wonder という二人の大御所が組めば、ヒットしないはずがない。Ebony (黒檀-こくたん)と ivory (象牙)をピアノの鍵盤になぞらえて、人種問題について歌った不朽の名曲。雑誌に載っていた歌詞と日本語訳を見て、曲に込められたメッセージに感動したことを思い出す。
英語を母国語としない私は、歌詞も易しく聞き取りやすいこの曲でも英語の勉強をさせてもらった。
まず、発音。Ebony の b と ivory の v は、日本人が苦手とする発音の一つである。歌い出しから b と v が来たと思えば、続けざまに、もっと注意しないといけない r と l が出てくる。Ivory の次に live together となるので、歌って発音の練習をする時には、ivory の r の音を意識しなければならない。スロー・テンポの曲なので、逆に発音のアラが出やすく、納得いく発音になるまで何回も練習した(といっても歌っていただけだが)。次に、英語の詩ではおなじみの韻。Harmony と we で韻を踏んでいる。そして、単語。Ivory にはピアノ(の鍵盤)という意味があるのを知った。
頭の柔らかい学生時代に何回も聴いて歌ったので、いまだに歌詞を覚えている。
理解出来ない歌詞や品の無い歌詞の曲も散見されるが、Ebony And Ivory のように歌詞も綺麗で、発音のトレーニングになる曲は、英語の教材になる。本当は、歌詞の背景も勉強すれば良かったのだろうけれど、そこまで考えが至らなかった。
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