栄冠は君に輝く
高校野球の入場行進曲。
今年の夏の甲子園は、歴史に残る凄まじい決勝戦だった。
方や73年ぶりの夏三連覇がかかった駒大苫小牧、対するは第1回大会から出場している伝統校ながら、夏の大会ではまだ優勝していない早稲田実業。ホームランの大会記録を更新した今年の大会らしい打撃戦になるかと思いきや、息詰まる投手戦となり、結局延長15回で決着がつかず引き分け再試合となった。
夏の決勝再試合は37年ぶりのこと。
再試合も緊迫したゲームとなった。先制しリードを保ったのは早稲田実業だったが、駒大苫小牧も最後まで諦めず、あと1点というところまで追い上げた。全力を尽くして戦い抜いた選手達は本当に素晴らしい。野球、特に高校野球の面白さを改めて日本中に知らしめた、記録にも記憶にも残る決勝戦だった。
春のワールド・ベースボール・クラシック (WBC) に続き、夏の高校野球。今年ほど日本が野球の話題で盛り上がっている年は無いだろう。そして、WBC も早実も「王貞治」という不世出の名選手がキーワードになる。王監督の胃癌手術というセンセーショナルな事柄も記憶に新しい。
果てさて、ソフトバンク・ホークスはどうなる?
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