ワン・モア・フロム・ザ・ロード~デラックス・エディション
Sweet Home Alabama と並ぶ Lynyrd Skynyrd の代表曲。
1973年にシングル・カット(チャート・インのデータなし)、再発売され1975年1月に全米19位を獲得。
Free Bird のライヴ・テイクもシングル化され1977年1月に全米38位となった。
今日4月23日は Def Leppard のギタリストだった故 Steve Clark の誕生日。
Def Leppard のリハーサルを見にいった Steve Clark が、Lynyrd Skynyrd の Free Bird をギターで弾き通したことによりバンドに加入した、というエピソードはあまりにも有名である。おまけに、昨日 NHK BS2 の「黄金の洋楽ライブ」という番組で Lynyrd Skynyrd のライヴが放映されたこともあり、Free Bird を取り上げることにした。
昨日の番組は本当に感涙ものだった。ライヴは ONE MORE FROM THE ROAD で聴いていたけれど(LP も持っている)、Ronnie Van Zant 生前のライヴ映像を観るのはこれが初めてだった(映像としては
フリーバード・ザ・ムービー
があるのだが、残念ながら観ていない)。ライヴ・バンドの Lynyrd Skynyrd なのに、不思議なことに Ronnie Van Zant 存命時の映像は殆ど DVD 化されていない(現在販売されている数種類のライヴ DVD は1987年の再結成以降のもので、ボーカルは末弟 Johnny Van Zant になる)。
貴重な Ronnie のライヴ映像に感激しつつも、この映像を撮ったのが BBC ということに疑問が沸いてきた。
どうして BBC?それもテレビのライヴ番組に Lynyrd Skynyrd が出演していたとは知らなかった。それだけ Lynyrd Skynyrd がイギリスでも人気があった証拠なのだろう。
となれば、若き日の Steve Clark が Free Bird のギター・パートを練習したであろうことは容易に想像がつく。今まで Lynyrd Skynyrd の Free Bird → Steve Clark が弾く→ Def Leppard 加入という図式の最初の→、つまり、サザン・ロックとイギリスのロック少年との繋がりが今ひとつ掴めなかったのだが、昨日の番組を観て、イギリスでも Lynyrd Skynyrd が受け入れられていたのが分かり、私の中で流れが見えたのは収穫だった。(サザン・ロックがイギリスでどの程度広まっていたのか、今まで見当ついていなかった)。
気持ち良くライヴを観ていたのに、地震テロップ(これは仕方が無い)に、最後の Free Bird ギター・バトルでのフェード・アウトにはがっかりしてしまった。番組を観たがために、オリジナル Lynyrd Skynyrd のライヴ映像をを手元に置きたくなり、その後、検索に時間を費やすことになる。
以下、明日に続く。
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