Highway to Hell
1979年にリリースされた、Bon Scott (vo) 在籍最後のアルバム。
先日購入した、AC/DC の HIGH WAY TO HELL を聴いてみる。
オープニングはタイトル・トラックの、お馴染み High Way To Hell。この曲は、外タレのライヴ開演前 BGM として使われる事が多く耳にする機会も多いのだが、まともに頭から聴くのは初めてである(洋楽に浸っていた1980年代ですら、どういう訳か AC/DC の曲をエア・チェックする機会が無く、私のテープ・ライブラリーに入っていなかった)。
High Way To Hell 以降の曲は、何処かで聴いたことがあったとしても曲名と楽曲が一致しないレベルなので、初めて聴くに等しい曲が続いている。
炸裂するギター、Bon Scott の絶叫、縦ノリを促すリズム隊、どう聴いても AC/DC サウンド。イギリスともアメリカとも違う、AC/DC の独自のサウンド。非常にシンプルで分かりやすい、ロックはこうでなければというお手本みたいなアルバムである。だからこそ、ヒット曲が無くても(High Way To Hell は全米47位止まり) AC/DC の人気が続いているのだろう。
この CD はAC/DC が2003年に Epic に移動した時に再発されたもので、リマスターされているけれど、最近再発時には結構付いているボーナス・トラックが無い。収録時間約46分で、あっという間に終わってしまうところが逆に新鮮でもある(曲間が非常に短い)。紙ジャケット(+プラスチックの CD ホルダー)というのも、昔の LP を彷彿させる。
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