ヒステリア+15<デラックス・エディション>
昨年のエイプリル・フールには
Yeah!~イェーイ!
の裏返し写真を掲載していた Def Leppard official side だが、今年は凄くまじめに、また月が替わってすぐというこれまでにない早さで今月の壁紙カレンダーをアップしていた。
今月は Steve Clark。そういえば、4月23日は Steve の誕生日だ。
(となれば、今後メンバーの誕生日月にはその人が取り上げられる可能性が高い !? まてよ、8月は Joe Elliott と Vivian Campbell の二人。ま、俺様に分がありそうな気はするけれど、12月の Rick ‘Sav’ Savage と Phil Collen はどうするのだろう。Phil は2月に登場しているけれど、6×2=12で割り振るのか、どこかでメンバー集合写真を入れるかで変わってくる)。
壁紙カレンダーの Steve の写真を見ていたら、Hysteria のギター・アルペジオが頭の中に流れてきた。
Hysteria は Def Leppard にとって初の全米 Top 10 ヒットである。1983年の Photograph、Rock Of Ages、1987年の Animal と全米20位以内のヒットはあったものの、Top 10 の壁が高くてなかなか超えられずに苦戦していた。それが Hysteria が10位になった後、3曲続けて Top 3 に送り込んだのだから、本当に凄い勢い(HR/HM 全盛期という時代背景はあったけれど)だった。
HYSTERIA のタイトル・トラック Hysteria は、LP では B 面の中ほどという目立たない位置に収録されていて、曲調もおとなしく(前後が Run Riot と Excitable だから一層そう思うのかもしれない)、数回アルバムを聴いただけではその良さは分からなかった。HYSTERIA は何回も繰り返して聴いてこそ、その良さが分かってくるアルバムと言われることがあるが、楽曲の Hysteria がその典型例かもしれない。Pour Some Sugar On Me と比べるとキャッチーさが幾分弱く、Love Bites のような感動的な盛り上がりに欠けるものの、何度も聴くことで Hysteria のギター・アンサンブルやコーラスの心地よさから離れられなくなる不思議な魅力を備えている。
いろいろ書いていたら
Historia / In the Round in Your Face (Dol)
(画像はリージョン1のもの)
を観たくなってきた。
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