勝手にシンドバッド / サザンオールスターズ

※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

勝手にシンドバッド
勝手にシンドバッド

言わずと知れたサザンオールスターズのデビュー曲。
デビュー・アルバム
熱い胸さわぎ
熱い胸さわぎ

のオープニング・ナンバーでもある。


つい数日前、旧友より「今度の土曜日、暇?」というメールが届いた。
何事かと思ったら、「サザンのチケット(スタンド席)が余ったので、行かない?」とのこと。よくチケット取れたな、と思いつつ、サザンはデビュー当初をリアル・タイムで知っているので(「ザ・ベストテン」初登場の頃から見ていた)、せっかくの機会なので大阪ドームに出向くことにした。(大阪ドームでのロック・コンサート禁止令は一部アーティストのみだそうな。だから、来年4月 Bon Jovi も大阪ドームでライブを行う)。サザンは初期数年(「ザ・ベストテン」を見ていた頃)とその後の超有名曲しか知らないので、25年以上も前の記憶が何処まで通用するか、と思いつつ会場へ。
まず、会場へ行くまでが大変だった。今日は梅田での用事を済ませ、環状線を使って大正駅へ行ったところ、いつもは空いているはずの環状線内回りがラッシュ・アワー並みの混雑。皆、行く方向は同じ。会場に入って、更に驚く。アリーナは後ろぎりぎりまで椅子が並べられている。大抵のライブは、アリーナ中央付近にスタッフ・エリアが設けられているのだが、それが無い。つまり、アリーナは座席で埋め尽くされている状態。スタンドはスタンドで、一番上の5階席まで人影が見える。数日前にはぴあから見切り席発売のメールも来ていたし、一体、何人の観客が今日のライブを観たのだろうか。(外タレでここまで詰め込んだのを見たことが無い)。
開演時間の6時30分を5分程過ぎてから、ライブが始まる。当然、一曲目から総立ち。サザンは今年
キラーストリート (初回限定盤DVD付)
キラーストリート (初回限定盤DVD付)

をリリースしているので、そのお披露目ライブの意味合いもあり、私にとっては知らない曲が次々演奏されていく。ステージに設営されたスクリーンに、映像と共に演奏する曲のタイトル、一部の曲では歌詞も表示されたのは良かった。外タレのライブでも、タイトル&歌詞表示をして欲しいものだ。当然ながら、日本語の歌にトークなので聞いている分には非常に楽だった。後半部は、ちょっとエロチックで火薬を使った派手なパフォーマンスだったけれど、楽曲を知らないものだから、リズムにはのれるが(知らない曲でも音楽にのるのは外タレで慣れている)曲にのりきれないまま一旦終了。気がついたら、2時間半近く経過していた。思いのほか観客の歌声が聞こえてこなくて、結構歌わされる、いや一緒に歌ってしまう外タレのライブ(先月行った Queen + Paul Rodgers や Motley Crue もかなり歌わされた)との違いに驚かされたのも事実。一緒に行った友人によると、以前のライブでは観客にマイクを向けていたそうなので、今回のライブでは煽らなかっただけなのかも知れない。
アンコールは「あまり練習していない曲」という触れ込みのもと前奏(?)のみで終わって笑いを取った後、勝手にシンドバッドが始まる。正直、今日のライブで私が知っていて歌えた曲はこの一曲だけ。ライブで聴くと、この曲の斬新さに改めて気付かされ、そして、27年前、サザンオールスターズが日本の音楽界にどれ程のインパクトを与えたのかが窺い知れた。
終演は9時半頃、約3時間、途中休憩無しの長丁場だが楽しい時間だった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました