檸檬 / 梶井基次郎

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檸檬
檸檬

梶井基次郎の超有名短編小説。

先日、この9月で丸善京都店(河原町蛸薬師)閉店のニュースが出ていた。ということで、今日のタイトルは、「檸檬」。主人公は、現在も寺町二条で営業している果物屋「八百卯」でレモンを買い、そのレモンを丸善の本の上に置いてくるのだが、「檸檬」にちなんだ演出か、丸善のレジの所(どの階か忘れた)に時々レモンが置いているのを目撃することがある。
丸善のような老舗ですら閉店に追い込まれるのだから、やはり厳しい時代なのだろう。
丸善は洋書と専門書が充実しているので好きなのだが、洋楽雑誌は殆ど置いていない。ま、HMV や Tower Record が充実しているので、不便は感じないが。
京都は、狭い地域に本屋や CD ショップの大型店がひしめいていてる。
丸善近隣にも、ブックファースト(河原町三条下る)、4月20日にオープンする紀伊国屋書店(新京極三条下る)がある。紀伊国屋って、数年前は御池の地下街・ゼスト御池に入っていたのに、いつの間にやら撤退して再度進出か。三条京阪にはブックオフの大型店もある。四条まで出ると、富小路通りとの交差点のところにジュンク堂。京都駅周辺には、十数年前まで京都で一番大きい本屋を誇っていた八条口のアバンティ・ブックセンターと、近鉄百貨店の改装で入店した旭屋書店、あ、駅ビルに三省堂書店があった。有名どころが揃っている。
CD ショップも然り。京都の老舗 JEUGIA (昔の十字屋)をはじめ、裏寺町蛸薬師に HMV 、四条河原町に Tower Record。京都駅前の近鉄百貨店に新星堂(ここもゼスト御池から撤退して再進出)。以前は Virgin Megastore もあったが、数年前に撤退した、、、。
京都”本屋・CD ショップ”ガイドになってしまった。

コメント

  1. すりぴへ より:

    丸善が閉店ですか・・さびしいですね。
    檸檬を爆弾に見立てて置いてくるんでしたっけ・・梶井基次郎さん。檸檬・梶井基次郎と、どちらもきれいな漢字で本の表紙に感動した記憶があります。書店は、万引き率がかなり高く、かなり経営が大変だと聞いたことがあります。
    万引きした本をその足で、古本屋に持っていくんだとか・・。
    さびしい世の中ですね。

  2. スリピヘさん、コメントありがとうございます。
    丸善は、京都市内中心部でテナント出店を目指しているようです。京都でも、結構古い店がいつの間にやら閉店していたり、更地になったりしています。時代とはいえ、本当に寂しいものです。

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