ホテル・カリフォルニア
1977年6月、全米最高位11位のスマッシュ・ヒット。邦題「駆け足の人生」。
「ロックスター、やはり短命」というインターネット・ニュースの文字が目に留まった。
イギリスの医学雑誌 Journal of Epidemiology and Community Health 電子版に、Liverpool John Moores 大学のBellis 教授らが発表した研究で、対象は、2000年に20万人以上の投票で選ばれた上位1000アルバムのリストに登場した1064アーティスト中、1956年から2005年に亡くなった100人。(オリジナル出典は読めなかったので、わりと詳しく書いてあった Guardian 紙から http://music.guardian.co.uk/news/story/0,,2161966,00.html#article_continue)。売れてから5年以内の死亡率が高く、平均死亡年齢は北米のアーティスト42歳、ヨーロッパのアーティスト35歳。内訳は癌20人、薬物・アルコール過剰摂取19人、事故16人、暴力6人、薬物・アルコール関連事故3人、自殺3人、その他10人とのこと。記事には書かれていなかったけれど、AIDS による病死もそこそこの数があるだろう。
確かに、若くして亡くなったミュージシャンは数多い。
この記事を読んでいて、駆け足の人生、というフレーズが浮かんできた。
Life In The Fast Lane のギターが好きで昔は良く聴いていたのだが、ここ数年は全く聴いていなかった。
タイトルを思い出したついでに久し振りに聴いてみる。
やっぱりこのギターは良い。Eagles の後期はハード・ロック色が強くなるけれど、Life In The Fast Lane の(Eagles としては)特にハードなギター・ワークが素晴らしい。
幸いというか、皆さん健康というか、Eagles の歴代メンバーは全員健在で、いまだに現役で活躍している。1970年代初頭から活躍しているバンドで、関わったメンバーが誰一人他界していないのは限られるはず。(Wikipedia で様々なバンドの過去のメンバーを見ると、近年に亡くなっている場合がある)。もっとも、2004年の来日公演ではあまりの老けっぷりに愕然としたが…。
今年10月には、約28年ぶりとなる
ロング・ロード・アウト・オブ・エデン
をリリース予定の Eagles。新アルバムをひっさげての来日ツアーは期待できるのか?
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