1972年11月に全米最高位11位を記録した代表曲。作者は Tom Johnston。
2009年9月に行われた The Derek Trucks Band とのジョイント・ライヴ(2009年9月29日の記事参照)以来の The Doobie Brothers 来日公演。
が発売されたら、また直ぐ日本に来るよ、と Patrick Simmons は言っていたように記憶していたのだが、2009年9月から7年半も経ってしまった。
ウドーは”21年振りの日本武道館公演”、”16年振りの単独来日公演”という謳い文句で宣伝していた。(確かに、物は言いよう。2006年の UDO MUSIC FESTIVAL や2009年のジョイント・ライヴは…)。その宣伝効果か、大阪公演は早々にソールドアウトだった。
今回も2009年と同じく、グランキューブ大阪。大阪ウドーの BEAT CREW で取ったチケットは、Aブロック中央付近の後方という、これまでにないステージから遠い席だった。
開演時間の19時を5分位過ぎた頃に、客電が落ちた。
で予習はしたものの、全ての曲が分かった訳ではないので、セットリストについては setlist.fm に掲載されていた4月26日日本武道館公演を参考にした。
2017.4.28 The Doobie Brothers @グランキューブ大阪
1. Jesus Is Just Alright
2. Rockin’ Down The Highway
3. Take Me In Your Arms (Rock Me A Little While)
4. Another Park, Another Sunday
5. Clear As The Driven Snow
6. Spirit
7. World Gone Crazy
8. Eyes Of Silver
9. Dark Eyed Cajun Woman
10. Sweet Maxine
11. Takin’ It To The Streets
12. The Doctor
13. Black Water
14. Long Train Runnnin’
15. China Grove
Encore
16. Without You
17. Listen To The Music
今回の来日メンバーは Patric Simmons (G/Vo)、Tom Johnston (G/Vo)、John McFee (G/Fiddle/Vo)、 John Cowan (B/Vo)、Bill Payne (Key)、Marc Russo (Sax)、Ed Toth (Dr)。Patric Simmons も Tom Johnston もしっかり声が出ている。そして、Tom Johnston は観客を煽る、煽る。John McFee はギターにフィドルにハーモニカにバック・コーラスにと相変わらず忙しい。John McFee はスライドギターで通常のネックを握るスタイルではなく、スライド・バーは指にはめながらもペダル・スティール・ギターのように弾いていた。そう言えば今回はペダル・スティール・ギターを見なかったな。
最初のうちは Tom Johnston の煽りもあり、会場総立ち状態だったけれど、暫くしてAブロック・センターの着席率が高くなり陥没地帯を形成していた。大阪としてはノリが悪かったか。
1970年代のヒット曲が中止になるのは仕方がないけれど、最新アルバムからの World Gone Crazy もあり、The
Doobie Brothers がまだまだ現役のロック・バンドであることを見せつけられた。
ギター3人+ベースの4人でネックを上げ下げする姿は格好良かったけれど、Takin’ It To The Streets で Tom Johnston と John McFee が同時にちょこんとジャンプして小さくネックを動かしたのもお茶目だった。
しかし、Tom Johnston も John McFee も見た目は若いものの、Patric Simmons を含めて皆70歳手前。次の来日公演は何時になるのだろうかと思いながら、アンコールの合唱曲 Listen To The Music を歌っていた。
終演は20時40分頃。短めだったが、充実した楽しいライヴだった。
その Listen To The Music が大和証券グループのCMに使われている。
01 http://www.daiwatv.jp/contents/group/cm/play/20790-001/ は Patric Simmons と John McFee がドブロギターを弾き、そして Lara Johnston (Tom Johnston の娘)が歌っているシーンも少し入っている。02 http://www.daiwatv.jp/contents/group/cm/play/20790-002/ は Tom Johnston が歌い、最後に John McFee も写っている(01で紹介されているからか、名前の記載なし)。
テレビCMで流れている曲を、オリジナル・アーティストの歌唱・演奏で一緒に合唱する。考えてみたら、物凄く貴重で贅沢な体験をしていた。
ベスト盤コレクション / THE DOOBIE BROTHERS
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