Listen To The Music / The Doobie Brothers

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トゥールーズ・ストリート-(紙ジャケSHM-CD)
トゥールーズ・ストリート-(紙ジャケSHM-CD)
1972年11月に全米最高位11位を記録した代表曲。


2009年9月28日 The Derek Trucks Band & The Doobie Brothers @グランキューブ大阪
ウドー・サウンドメイト先行で取ったチケットは、1階席の前方だけど端に近い右側という微妙な席だった。
開演少し前にどの程度席が埋まっているか見渡してみたら、1階席は8割から9割の入り、2階席が2割位の入りだった(その後遅れた人が入って、1階は9割以上入っていた)。3ヶ月前、同じ会場で MR. BIG のライヴを観たけれど、満員御礼(+当日立ち見)の熱気とは大違い。Derek Trucks はあまり知られていないとはいえ、The Doobie Brothers の名前では集客が難しかったようだ。(ジョイントでチケット代が高くなっているのも関係しているだろう)。
珍しく19時をほんの少し過ぎてすぐ客電が落ちる。
熱心なファンではないので、セットリストは某巨大掲示板に出ていたもの。半分は予習しておいた
オールレディ・フリー
オールレディ・フリー
からだった。
1. I Know
2. Key to The Highway
3. Mahjoun
4. Already Free
5. Get What You Deserve
6. Anyday
7. Leaving Trunk
8. Sweet Inspiration
9. Down In The Flood
2006年に Eric Clapton と一緒に来日した時に観て凄いと思ったけれど、今回、自身のバンドでのパフォーマンスはさらに上回っていた。(自分の曲だから当然か)。フィンガー・ピッキング+スライド奏法による独自の世界が繰り広げられていった。途中、The Doobie Brothers のサックス Marc Russo が参加してのセッションがあったけれど、主役はあくまでも Derek のギター。時々入るヴォーカルは音としてしか耳に入らなかった。
ギターに興味ない人には面白くなかったようで、前の人は寝ていた…(勿体無い)。1時間少々で The Derek Trucks Band は終了した。
20分の休憩を挟んで、The Doobie Brothers が登場。
こちらも熱心なファンではないので、セットリストはウドーのサイトにアップされていた9月25日東京フォーラムのものを引用。(大阪公演もほぼ変わらなかったと思う)。
1. Take Me In Your Arms
2. Jesus Is Just Alright
3. Dangerous
4. Rockin’ Down The Highway
5. Nobody
6. Showdown
7. Back To The Chateau
8. One Step Closer
9. Takin’ in to the Streets
10. Don’t Start Me to Talkin’
11. Little Bitty Pretty One
12. Black Water
13. Long Train Runnin’
– – – – – encore – – – – –
14. China Grove
15. Without You
16. Listen to the Music
1曲目の Take Me in Your Arms では1階席は殆ど座っていたが、Tom Johnston に”さあ立って、ロックンロールしよう”(in English)と大いに煽られ、2曲目からは1階席真ん中の一部を除いて観客が立ち(2階席は知らない)、ようやく盛り上がってきた。迫力あるトリプル・ギター&ツイン・ドラムスに厚いコーラスでノリの良い曲が続く。が、Tom Johnston はひたすら煽る。年齢的に立ちっ放しがきついと思われる観客が多かったけれど(おまけに仕事帰り)、ステージ上のメンバーは殆どが還暦前後。Tom Johnston が煽りまくるのも当然か。
2010年に新作をリリースする予定だそうで、新曲 Back To The Chateau を披露。次には One Step Closer って、Michael McDonald メインの頃の曲ではないか。ヴォーカルはベーシストの Skylark だった。ちゃんと役割分担が出来ているのね(暗闇で赤く輝くベースのポジションマークが印象的だった)。
Don’t Start Me To Talking で Derek Trucks が参加してギタリスト4人による競演となった。これぞ、ジョイント・ライヴの面白さ。ステージ上で4人のギタリストがギターを振るのは壮観だった。(Derek は控えめだったけれど)。
Black Water ではフィドル(ヴァイオリン)をこなす John McFee は、その昔、Clover というバンドで Huey Lewis と一緒に活動していたのを Wikipedia を辿って今回初めて知った。その Black Water で Mississippi Moon を Osaka Moon と歌うのはお約束だったようで…。
Tom Johnston にひたすら煽られた効果もあり(!?)、終盤には1階席総立ち状態。
本編ラストの Long Train Running、そしてアンコール3曲は大いに盛り上がった。
アメリカでは


(The Doobie Brothers の official site の GALLERY に動画があった。終盤、5人のギタリストがギターを振る姿は圧巻)という超豪華なジョイント・ライヴが行われたけれど(Bad Company & The Doobie Brothers なら日本でもかなり入っただろう)、Derek Trucks とのジョイントは、おそらく二度とない組み合わせで、これはこれで良かったと思う。
トリプル・ギターかつサザン・ロック絡みで、Lynyrd Skynyrd & 38 Special の兄弟バンド競演は、今の日本では難しいか。(オリジナル・メンバーが次々と鬼籍に入っている Lynyrd Skynyrd が新譜を出すことだし、最後のチャンスだと思うのだが)。

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