ライヴ・フロム・ザ・ダーク
2004年11月15日、London の The Carling Apollo Hammersmith で行われたライヴを収録した DVD。
この DVD はライヴを収録した Disc 1とインタビューやドキュメンタリーなどを収録した Disc 2の2枚組みで、収録時間は4時間にも及ぶ。今日は所用で大阪国際会議場(グランキューブ大阪)へ出かけていたので、まずはライヴの方だけ観た。
グランキューブ大阪といえば、2005年1月9日に Europe が大阪公演を行った場所である。Joey Tempest がステージから降りてきて胴上げさたのを思い出す。早いもので、あれから1年以上も経ったのか。日本公演を録音してライヴ CD を作るという話はどうなったの?と思っていたら、伊藤政則氏による DVD の解説にその計画は頓挫したと記載されていた。それは、残念。London 公演と日本公演はセット・リストが若干違うから、日本での音源を聴いてみたいというファンは多いと思うのだが。
Got To Have Faith が始まる。あー、来日公演を思い出す。それにしても、画面が粗いというか何かちらついている。画面の切り替わりも慌しいし。録画から発売まで時間があったのだから(海外リリース盤で約1年)、もっと丁寧に画像処理出来なかったのだろうか?せっかくの演奏なのに、勿体無い。
ん?最前列で盛り上がっているお兄さんが着ている T シャツ、胸のロゴは DEF LEPPARD ではないか。HR/HM ファンがステージに立っているアーティストと異なるアーティスト T シャツを着ていることは、ままあることだけれど、普通は Europe ロゴ入り T シャツを着ている人を写すのでは?よほどノリが良かったのか、このお兄さん、度々登場していた。さらにラストの The Final Countdown では、肩車してもらっていたお姉さんを注意する警備員を写しているし(Europe を写せ!っちゅうに)、どういう基準で観客の映像を入れているのが不可思議でもある。
最も印象的だったのが、Carrie の会場内大合唱。アコースティック・ギターを抱えた Joey Tempest いや Europe と観客が一体となった瞬間を写し出している。来日公演でも Carrie を歌わせていたが、雲泥の差(日本人はシャイ?歌詞が英語で覚えられない?その他の理由?)なのは言うまでもない。当然、The Final Countdown の盛り上がり方も尋常ではなかった。これは来日公演でも同じ。
ラストの The Final Countdown が終わった後、メンバーの挨拶、そして観客と一緒に記念撮影をしているシーンまで収録。この記念写真は表ジャケットの裏側にあり、DVD ケースを開けて初めて見ることが出来る。(一番まともな写真を選んでいる。…この写真を撮るまでの、おちゃらけ Ian Haugland は DVD を参照のこと)。
せっかくの DVD、返す返すも画質が残念。
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