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1995年に発売されたVAULT(UK盤) に、このLong, Long Way To Go を追加したのが、BEST OF の1枚もの&2枚組みの CD one。Long, Long Way To Go は2002年発表のXに収録。
EUPHORIA からのシングル・カット曲は日本でも発売されたのに、Xからは Now も、この Long, Long Way To Go (LLWTG) も日本盤の発売はなかった。基本的にCDは日本盤を購入するのだが、これらのシングル・カット曲については輸入盤を買うことになってしまった。LLWTG は、たまたま入ったHMVに置いていたので即購入したのが昨年の春のこと。環境に配慮してなのか、紙ケース(昔のLPと同じ)で中にCDがむき出しのまま入っていたのに妙に驚いてしまった。(アナログ盤ほど傷がつかないから大丈夫か。)今となっては、アマゾンですら入手が難しくなっている。LLWTGより苦労したのが、Now。来日記念盤として日本盤が出るものと思っていたら、全く出る気配なし。持っていなくても、ま、いいか、と思っていたが、LLWTGを買ってから Now がどうしても欲しくなり、海外のAmazonを探しまくってカナダにあるのをみつけてオーダーすることになってしまった。それも、Now のビデオが収録されていないタイプだったが仕方ない。(教訓:欲しいと思ったCDは即購入すること!すぐに廃盤になってしまう。)
過去のビデオ・カップリング・DVDの発売もなかったし、X からのシングル曲CDの発売もなかったし、Def Leppardは日本のファンを忘れたか、とも思ったが、今回の BEST OF は Waterloo Sunset を1枚ものCDのボーナス・トラックに入れるわ、BEST OF THE VIDEOS にボーナス・DVDを付けるわの大盤振る舞い。一体どのようなマーケティングをしているのやら。
本題のLLWTGに戻る。Def Leppard らしいコーラスを生かした美しいバラード。Def Leppardのバラードの中でも、秀逸な一曲だが、実は外部ライターの曲だったりする。そういえば、Lionel Richieもカバーしていたっけ。今回の BEST OF 収録をきっかけに、アメリカン・マーケットでヒットして欲しい。ビデオ・クリップは、Leppsの演奏(エレクトリック&アコースティックの楽器)+美しい女性、そして最初と最後に謎のネズミが出てくる。LLWTG シングル・CDに収録されているビデオでは、ネズミが最後に ”Hey, Is that Def Leppard?”とつぶやくのだが、Official HPでも、BEST OF THE VIDEOS でもこの部分はカットされている。
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