ロング・ロード・アウト・オブ・エデン
10月31日に発売された Eagles の新作、Disc 2。
Disc 2 は、アルバムのタイトル・トラック、Long Road Out Of Eden から始まる。Don Henley の歌うメッセージ性の強い楽曲だ。
ホテル・カリフォルニア
から30年が経ったものの、アメリカは益々肥大化し、世界、そして地球は病んでいる。Long Road Out Of Eden から、インストゥルメンタルの I Dreamed There Was No War へ続く流れは、このアルバムの重要なポイントだろう。
中盤には Disc 1 同様 Joe Walsh が歌う Last Good Time In Town が入る。Disc 1 と違って Timothy B. Schmit がメイン・ボーカルの楽曲は収録されていないため、Joe Walsh の楽曲が絶妙なアクセントになっている。
日本盤にはボーナス・トラックとして Hole In The World がリマスターで収録されている。この曲は、
ベスト・コレクション
に収録されていたものだが、LONG ROAD OUT OF EDEN に入っていても違和感が全くない。
スタジオ録音のフル・アルバムとしては28年ぶりの本作だが、メンバーが年齢を重ねた分、洗練された楽曲、構成になっている。さすが Eagles というアルバムである。
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