Midnight Sensation / Van Zant (Johnny)

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Van Zant
Van Zant

Johnny Van Zant 率いる Van Zant 1985年のアルバム。


予想より早く、Amazon.ca から Van Zant の CD が届いた。5/5に記事を書いたときに、Amazon.ca に注文を出しておいたのだった。発送まで3-5週間、って書いてあったのに、20日程で日本に来ている。おそらく、在庫があったのだろう。(ラッキー!)今日のタイトルに挙げた Midnight Sensation が第一曲目の、この VAN ZANT の CD を入手できるとは思っていなかったものだから、感慨もひとしお。
LP を購入してから丁度20年、20年振りに聴きかえす。Midnight Sensation は、1980年代の商業ロックそのまま。Foreigner のような Styx のような、といったところ。兄 Donnie の 38 Special より更にポップで、サザン・ロックの名残を片鱗も感じさせない、売れ線狙いのサウンド。何で売れなかったのだろう?ヴィジュアルかな、やっぱり。I’m A Fighter や 2+2 (Two Plus Two) のようなハードな楽曲もある。Night Ranger 的なノリも感じるが、ちょっと違う。全般的に、Johnny のボーカルは淡々としているし、コーラスが少々弱いのが痛い。ツイン・ギターだけど、ギター・ヒーローが居なければ注目されないか。アルバムを通して、1980年代のメロディアス・ハード・ポップ・ロックの良いところ取りなのだが、コンパクトにまとめられてしまった感じがする。プロデューサーは Rodney Mills、ということは、売れていた頃の 38 Special と同じか。一曲でも Top 40 ヒットが出ていれば大きくブレイクしていたであろうと思われるだけに、それ程売れなかったのは残念なことである。

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