Old Friends / Simon and Garfunkel

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ブックエンド
ブックエンド
今回のツアー・タイトル。


ライヴでは久し振りになる京セラドーム大阪。
18時過ぎに JR 大正駅に着いたが、そこからもう既に大勢の人々が同じ方向を目指して歩いている。周りを見回すと、今日の観客の年齢層はかなり高そうだ。
普段よりやや早い目に行ったため、グッズ売り場はさほど混んでなく、すんなりとツアー・パンフが買えた(3000円は高い)。
横列最大270番台にどれだけ席を詰め込んでいるのやらと座席表を見ると、ステージに対して斜めに向いた席を配置していて、番号をかなり飛ばして付けていただけだった。しかし、Simon & Garfunkle というビッグ・ネーム、恐らくこれが最後の来日公演になるだろうということもあり、上段のスタンドも相当観客が入っていた。(そういえば、当日券売り場にも人が並んでいたっけ)。
この暑さに大勢の観客、おまけに年齢層が高い目ということもあってか、アリーナでペットボトル入りミネラルウォーターを売っていた。(前から売っていたっけ?最近ドーム公演は冬場ばかりなので、今回が特別なのかどうだか分からない)。
これまでのライヴ情報通り、約10分押しで客電が落ちる。
そして、これまでのライヴ情報通り、ステージ後方および両サイドに設置されたスクリーンに S&G の歴史や社会情勢を振り返る映像が流れ、地図上を飛行機がアメリカ大陸から日本へ向かい、大阪ドームの映像が映し出されてライヴが始まった(各会場最後の映像を入れ替えるという芸の細かさが嬉しい)。
熱心な S&G ファンではないので、セットリストはウドーにアップされていた名古屋公演のものと、某巨大掲示板に出ていたものを参考に記録。
2009.7.13 Simon & Garfunkle @京セラドーム大阪
1.旧友〜ブックエンドのテーマ/Old Friends〜 Bookends Theme
2.冬の散歩道/Hazy Shade Of Winter
3.アイ・アム・ア・ロック/I Am A Rock
4.アメリカ/America
5.キャシーの歌/Kathy’s Song
6.ヘイ・スクールガール/Hey Schoolgirl
7.ビーバッパ・ルーラ/Be Bop A Lula
8.スカボロー・フェア/Scarborough Fair
9.早く家へ帰りたい/Homeward Bound
10.ミセス・ロビンソン/Mrs Robinson (includes Not Fade Away)
11.スリップ・スライディン・アウェイ/Slip Slidin’ Away
12.コンドルは飛んで行く/El Condor Pasa
– – – Art Garfunkel solo – – –
13.ブライト・アイズ/Bright Eyes
14.ハート・イン・ニューヨーク/A Heart In New York
15.パーフェクト・モーメント〜ナウ・アイ・レイ・ミー・ダウン・トゥ・スリープ/Perfect Moment ~ Now I Lay Me Down To Sleep
– – – Paul Simon solo – – –
16.ボーイ・イン・ザ・バブル/Boy In the Bubble
17.グレイスランド/Graceland
18.時の流れに/Still Crazy After All These Years
– – – – – – – – – – – – – – –
19.ニューヨークの少年/Only Living Boy In New York
20.マイ・リトル・タウン/My Little Town
21.明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water
– – – – – encore 1 – – – – –
22.サウンド・オブ・サイレンス/Sound Of Silence
23.ボクサー/The Boxer
– – – – – encore 2 – – – – –
23′.ボクサー/The Boxer
24.木の葉は緑/Leaves That Are Green
25.いとしのセシリア/Cecilia
67歳という年齢でどこまで声が出るか心配な面もあったけれど、衰えを感じさせないヴォーカルにコーラスだった。(Art Garfunkle の声がハスキーになって高音部は苦しそうだったけれど、年齢を考えれば仕方がない)。
その Art は「ありがとう」だの「おおきに」だの、「11歳」だの( Paul Simon と出会ったのが11歳)日本語を交えていたけれど、「日本を横断しました。From Osaka to Fukui」発言にはぶっ飛んだ。ひょえ~、某巨大掲示板に載っていた、”1978年6月に貨物船に乗って日本にやって来て、神戸→京都→敦賀と歩いて云々”という話は本当だったの!少なくとも、大阪→福井を歩いたのは本人が言っているんだから間違いない。他地域ではこのコメントがなかったようなので、大阪にちなんだエピソードを披露したのだろう。
念のために Art Garfunkel の official site を見てみたら、Walk Across America の冒頭部分に、”1980年代初期に貨物船に乗って太平洋を渡って、初めて日本に降り立った(S&G としての初来日は1982年なので、Art 個人としてはこの船旅が本当の初来日に当たる)。港に着いて、この国の海岸から海岸(coast to coast)までを歩いてみようと思い立ち、地平線と夕日をガイドに、水田地帯に道を探し探し歩いていった”と書いてあった。
http://www.artgarfunkel.com/poems/america/quotes.html
だから、大阪湾から若狭湾を目指した訳か。熱心なファンなら知っている話なのだろう。そして、日本でのこの成功体験が、後のアメリカ大陸徒歩横断やヨーロッパ徒歩横断(現在進行形?)に繋がるのだから、Art にとって神戸・大阪はある意味、原点の地なのかもしれない。
Art Garfunkel は逸話に驚いたけれど、Paul Simon は年齢を感じさせないギター演奏に驚いた。これまで HR/HM 系を中心に数多くライヴに行き、凄腕ギタリスト達を観てきたけれど、アコースティック・ギターを抱えてロックしている姿はそうそう見ない。またその姿が67歳とは思えないほど格好良い。Paul のソロ・パートはロック・コンサートのノリ。そういえば、Art ソロ・パート以外は殆ど休まず立ってギターを演奏し、歌う声には伸びがあった。小柄な体のどこにそんなパワーがあるの?
山場はやはり Bridge Over Troubled Water。1番を Art Garfunkel が歌い、2番を Paul Simon が歌う。3番は二人のコーラス、そして Art の独唱で終わる。あの年齢で歌いきったのだから本当に凄い。アリーナは総立ちで、感涙と拍手の中、本編終了。
そう待たせるでもなく、アンコールの Sound Of Silence が始まる。アリーナ前方の人は着席したけれど、私の席の周辺は立ったままだった(アリーナ10番台半ばの列)。後ろはどうだったのだろう?The Boxer の Li la li … では客席を照らしていたが(ここは合唱の合図)、ライヴ慣れした観客の割合が低かったのか、大合唱ではなかった。
The Boxer で最初のアンコールが終わったはずなのに、2回目のアンコールも The Boxer で登場。この演出には意表を突かれた(これまでのところ、大阪公演だけみたい)。Leaves That Are Green の後、ノリの良い Cecilia 、メンバー紹介、Cecilia reprise で約2時間の公演は終了した。
恐らくもう二度とないであろう Simon & Garfunkel の来日公演、充実した時間を楽しんだ。

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