ザ・ゲーム
1980年6月、全英14位まで上昇した曲。
昨日、eBay.co.uk に出品していたものがオークション終了となり、その殆どが落札された。
売れてめでたし、めでたし、と思ったのも束の間、invoice (請求書)を送って支払いを待っていたら、複数アイテムを落札した buyer さんの一人(イギリス人)が文句を言ってきた。「送料高すぎ。£5しか出せない。日本から買うときはいつも£5だ。」
あのー、ちゃんと商品説明に書いてあるでしょうに。EMS のみ、ヨーロッパは£8+1アイテム増えるごとに追加料金って。他の seller さんの料金は関係ない話。発送は EMS のみ、と返事したら、
「速達でなくていい。普通便で送れ。だから£5。」
説明を読まずに入札したのか。
仕方がない。eBay は追跡・補償のある送付方法を推奨している、とメールしたら、しぶしぶ EMS を了承した。(海外では郵便事故の確率が高いうえに、追跡・補償のない方法で送って郵便事故で buyer に品物が届かなかった場合、eBay ではその責任は seller が負うことになるから、私は EMS でしか送らない。それだけのコストを負担出来る人だけが入札すれば良いというスタンス)。
さらに、「お金が無いから、このレコードはいらない」と要求してくる。
あのー、オークションが成立したら、Final Value Fee という落札手数料をこちらが払わなければならないんですが。
いらないって言っているものを除いて、最終料金について確認メールを送り、それを了承したので invoice を再送。支払いは早かった。
落札手数料を丸々 eBay に取られるのは腹が立つので、お互いこの取引は無かったことにすることを了承すれば、seller は Final Value Fee が戻るし buyer は Unpaid Item Strike を受けないから、eBay からのメールには、お互い取引を行わないと答えるようにと buyer さんに連絡し、Unpaid Item dispute を申請することにした。最終料金確認時のメールで Unpaid Item dispute 申請するとも書いたら、それは行わないでくれという返事(おそらく Unpaid Item Strike が怖かったのだろう—これをいくつかくらうと eBay の ID 利用停止になる)だったが、上記のように、お互いが了承する方向で dispute を持っていけば Unpaid Item Strike を受けないと連絡したところ、申請後ほど無くして buyer さんも了承したようだった。
説明文をしっかり読まない(いや、最初から送料を値切るつもりだったのかもしれないが) buyer さんのおかげで、1日振り回されてしまった。何通メールのやり取りをしただろう?ここまでてこずったのは初めてだ。(普通は入札前に送料安くならないか聞いてくる。あ、この間のフランス人もごねかけていたな。郵政公社の英語の EMS 料金ページのアドレスを付けてメールしたらすぐ払ったし、評価も positive だった)。ま、いい勉強になった。
片や、同じアーティストのレコードを複数枚落札したベルギーの人は、支払いは早かったし、商品発送メールにも「ありがとう。このアーティストの日本盤を出品するなら教えてね。」と返信メールがあったし、あまりにも対照的。
オークションは一種のゲームみたいなものだけれど、相手によっては非常に疲れる。
Play the game ! (正々堂々と行動する—アルクの英辞郎より)
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