炎のターゲット
1983年1月20日、アメリカ、イギリスでこのアルバムは発売された。
今日は、暦の上で大寒、寒さが厳しい時期である。
今から21年前の1984年1月19日、Def Leppard はバンドとして初めて来日した。
1984年の1月19日は、普段は雪の降らない地方で記録的な大雪だった。そんなときに、彼らはやって来た。このブログでも時々取り上げたが、Music Life に載っていた雪の中で戯れるメンバーの写真(Joe が一番控えめな写り方をしている、今では考えられない構図 — BURRN! DEC 2004の Def Leppard 特集表紙に、別バージョンが載っている)は、世界的な成功を収めて勢いのある、彼らの、若く幸せな時を写し出している。
幸せな日々は、長くは続かない。あれから、20年以上経ってしまった。
同じ年の12月31日、Rick Allen 交通事故で左腕切断。
7年後の1月8日、Steve Clark 死去。
”年末年始に不幸な事が起こったから、Steve の死後数年間の大晦日は、どうぞ無事でありますように、と祈っていた”、という Joe のコメントが、Q special eddition The greatest classic rock albums ever! に載っていた。いろいろな事があっても、彼らは解散という言葉とは無縁の結束力を示している。また、そうあり続けるであろう。
PYROMANIA の頃は、純粋に音楽に惹かれていた。HYSTERIA 以降は、音楽はもちろんのこと、彼らの人間性や生き方も Def Leppard の魅力であることに、改めて気づかされた。
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