RETURN OF THE CHAMPIONS / Queen + Paul Rodgers その2

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リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ(初回限定盤)
リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ(初回限定盤)

2005年5月9日、イギリス・シェフィールドで行われたライブを収録。


9月14日に発売になったこのライブ CD を早速買ってきた。
シェフィールドでのライブか。シェフィールドといえば、Joe – Sheffield United、Sav – Sheffield Wednesday。当然、彼らは Queen に影響を受けている。そして Brian May は Def Leppard と親交が深く、昨年の俺様の結婚式に Brian は出席している。また、先日は Def Company として Def Leppard のメンバーと Paul Rodgers の写真が Def Leppard Official HP にアップされていた、、、おっと、私の頭の中では Sheffield = Def Leppard なので、つい横道にそれてしまった。
2枚組み CD を一気に聴いた。Paul Rodgers の歌う Queen の楽曲も違和感無く楽しめた。ソウルフルでパワフルな歌は本当に上手い。Brian May のギターも冴え渡っている。Roger Taylor のドラムも健在。(ライナーの写真を見る限り、相当老けたのにショック。I Want To Break Free のビデオ・クリップは幻だったのか?)もっとも、私が Freddie Mercury のライブを知らないので、先入観なしに聴いたからそう思ったのかもしれない。また、元々Brian や Roger がボーカルを取る曲も含まれており、一掃 Queen = Freddie を感じさせなかったのだろう。熱烈な Queen、いや Freddie ファンだったら、また違った感想になるかもしれない。
そして、 Queenとして最後のツアーを行った1986年以降に発表された曲が意外と多く演奏されていた。I Want It All (THE MIRACLE 1989)、These Are The Days Of Our Lives、The Show Must Go On (INNUENDO 1991)、Queen 名義としては最新曲の Say It’s Not True (2003)など。しかし、 Killer Queen や Bicycle Race、Seven Seas Of Rhye などの古い曲はセット・リストに入っていなかった。ま、いろいろ事情があるのだろう。
解説にあるように、ライブ終盤の Bohemian Rhapsody は、Freddie の映像・音声を用いるという粋な演出がなされている。CD で音を聴くだけで、鳥肌物。実際の映像を観てみたい。Amazon.co.uk では早くもこの DVD の予約を受け付けているようなので、日本盤のリリースを待つことに、いや、来日公演で体験出来るか。
逆に Paul Rodgers の持ち歌は古い曲ばかり。All Right Now (by Free) や Feel Like Makin’ Love (by Bad Company) など、正直、Queen の楽曲より安心して聴けた。All Right Now は大好きな曲なので、これを Brian May のギターで聴けるとなると、もう嬉しくて嬉しくて。この曲を聴けただけでも、CD を買った意義がある。Paul Rodgers の歌う Queen も良いが、Free & Bad Company の曲も忘れてはならない。
全体を通じてナツメロあり、定番あり、新曲あり、で幅広い世代の人が楽しめるライブだと思う。
来日公演が待ち遠しい。(名古屋遠征か、、、)。

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