SCHOOL OF ROCK (2003年アメリカ)

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スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション
スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション

スクール・オブ・ロック
スクール・オブ・ロック

主演の Jack Black は、この作品でゴールデングローブ賞主演男優部門にノミネートされた。

普段は積極的に映画を観に行く方ではないのだが、この映画だけは、日本公開が決まるや、是非とも観に行きたい、と思った作品である。
売れないロック・ミュージシャンが、代用教員として名門小学校に潜り込み、優等生ぶっている子供達にロックとは何ぞやを教えてバンドを結成し、コンテストに出場する。その過程の中で、それぞれ大切なものを見つけていく、、、、、といった、ありがちな学園もののストーリーだが、タイトル通りロックが絡むから面白い。それも、半端なものではなく、かなりマニアック。そこかしこに散りばめられている小物類から、黒板一杯に描かれたロックの系統図なども、本当にロックを愛し知っていないと出来ないもの。ロックを知らなくても楽しめる作りになっているが、70年代ロックのメジャーどころを知っていると、面白さも倍増する。例えば、コンテストのステージ衣装。Jack Black はGibson SG を抱えた半ズボン小学生スタイル、となれば、Angus Young、AC/DC!! (この映画のこだわり。)
ロックは、扱い方を間違えると、下品極まりないものになりかねないが、この映画は小学生が多数出演していることからわかる通り、家族揃って観賞できるように品良くまとめられている。子役たちも、全米から楽器のできる子供達を集めてきたそうで、演奏や歌唱レベルもかなり高い。また、ステージに立つ子供達だけでなく、衣装・照明・マネージメント・セキュリティー(学校の授業中に練習するため、他の先生に見つからないようにセキュリティー部隊もいる)など、各人の個性・特性に合わせた役割分担で、一つのものを作り上げていくことの素晴らしさを描いているのも好感が持てる。
ロック好きは必見の映画!

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