Separate Ways / Journey

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フロンティアーズ(紙ジャケット仕様)
フロンティアーズ(紙ジャケット仕様)
1983年3月12日の全米10位。


あれっ、Separate Ways はまだ記事にしていなかった!
本来なら9位 Patti Austin の Baby Come To Me になるのだが、2008年12月18日に取り上げているのと、都合良く10位が Separate Ways なので、昨日のライヴ・レビューも兼ねて記事にする。
会場に着くと、当日券を求める人の列がそこそこ出来ていて驚く。一階席の一番後ろに立見の人々の姿があった。
最近のサウンドメイトはそこそこ良い席を回してくれるのでありがたい。今回は9列目だった。
5分ほど押して客電が落ち、同時に総立ちとなる。
Neal Schon のギターから始まる。あれ、Neal Schon 以外にギターを持つ人影が…あ、Jonathan Cain もギター弾くんだった。そして、Arnel Pineda が登場。パワフルそしてソウルフルなヴォーカル、ステージを右に左に走り、時にはジャンプを見せ、ごくたまにクルクル回っている。小柄な身体のどこにそんなパワーが潜んでいるのだろう。
記憶が定かではないので、某巨大掲示板からセット・リストをコピペ&収録アルバム追記。
2009年3月11日 Journey @大阪厚生年金会館
1.Never Walk Away (REVELATION)
2.Only The Young (VISON QUEST soundtrack)
3.Ask The Lonely (TWO OF A KIND soundtrack)
4.Stone In Love (ESCAPE)
5.Keep On Runnin’ (ESCAPE)
6.After All These Years (REVELATION)
7.Change For The Better (REVELATION)
8.Wheel In The Sky (INFINITY)
9.Lights (INFINITY)
10.Still They Ride (ESCAPE)
12.Open Arms (ESCAPE)
13.Mother, Father (ESCAPE)
14.Wildest Dream (REVELATION)
15.Separate Ways (FRONTIERS)
16.What I Needed (REVELATION)
17.Edge Of The Blade (FRONTIERS)
18.The Place In Your Heart (GENERATIONS)
19.Escape (ESCAPE)
20.Faithfully (FRONTIERS)
21.Don’t Stop Believin’ (ESCAPE)
22.Any Way You Want It (DEPARTURE)
– – – – – – – encore – – – – – – –
23.Lovin’, Touchin’, Squeezin’ (EVOLUTION)
Journey は ESCAPE からなので、ライヴで Stone In Love や Keep On Runnin’、Still They Ride に Escape といった大ヒット以外の曲を聴くと、やはり感動は大きい。あらら、ESCAPE 収録10曲中、7曲も演奏していたの! REVELATION からの曲数よりも多いではないか。
その ESCAPE からの Keep On Runnin’ や Still They Ride に Mother, Father のヴォーカルは Deen Castronovo だった(あと1曲歌っていたようにも思ったが何だっけ)。ドラムスの事は良く分からないけれど、2バスドラムでタムやシンバルも多く細かくリズムを打ち出しているというのに、息も切らさず Steve Perry に引けを取らない歌唱力は相当なもの。バック・コーラスもさりげなくこなしている。(バック・コーラスが上手くないと、メインが引き立たない。メインががたがたでバック・コーラスとオーディエンスがカヴァーしているバンドもある、と嘆く Def Leppard ファン。来日の度に Photograph が酷くなっていく…)。
才能溢れる小柄な年下のヴォーカリストを(でも Arnel Pineda は既に41歳)、全盛期を知るベテラン弦楽器隊(Neal Schon 55歳、Ross Valory 60歳、Jonathan Cain 59歳)が盛り立て、一番後ろで Deen Castronovo (実は43歳で Arnel と同年代)が引き締める。この絶妙なコンビネーションが良い方向に働いて、今回の復活劇になったのだろう。
ライヴを通して、ベテラン三人が本当に楽しそうに Arnel と絡んでいた。(もちろん Deen Castronovo ともなのだが、ドラムセットに隠れて良く見えなかった)。ファンとしても、楽しくライヴ・パフォーマンスを行ってくれる姿を見るのは嬉しい。
Faithfully のコーラスから、Don’t Stop Believin’、Any Way You Want It へと続いていった大合唱は大いに盛り上がり、久々に会場が一体化した雰囲気を味わった。
楽しく、そして行って良かったと思えるライヴだった。
Journey 御一行様はこの後フィリピン凱旋公演で DVD 収録予定だそうな。
今回の日本公演では、残念ながらツアー・プログラムが販売されなかった。代わりに、来日公演直後のフィリピン・ツアー DVD が発売されれば買うことにしよう。

コメント

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