夜明けのランナウェイ
1984年に発表された、Bon Jovi衝撃のデビューアルバム。夜明けのランナウェイに続く、第2弾シングルとしてリリースされた曲。当時は「愛は蜃気楼」という邦題が付いていたが、いつの間にやら、英語読みの「シー・ドント・ノー・ミー」の表記になっていた。
1980年代を代表するHR/HMバンド(セールスを含めて)を挙げるとすれば、私の印象では、イギリス代表 Def Leppard、アメリカ代表は前半Van Halen、後半Bon Jovi になる。今年は、1980年代HR/HMバンドのベスト盤リリース大当たり年で、Van Halen ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァン・ヘイレンも Def Leppard ベストも発売された。Bon Jovi はベスト盤ではないが、未発表曲を集めたCD4枚+DVD1枚の超豪華セットザ・プレミア・コレクションを12月3日に発売する。
今でも日本におけるBon Jovi の人気は絶大で、コンサートはドームでの開催。(3000人までのキャパシティーでコンサートを開催する Def Leppard とは大違い。)もっとも、世界でいち早く Bon Jovi に目を付けたのが日本のHR/HMファンで、デビューした1984年夏には早くも来日し、「Super Rock ’84」で演奏したのも、もう20年前のことになる。(行っておけばよかった~。旅行先で観た Whitesnake 札幌単独公演でプログラムだけ購入したけど。 白蛇単独のプログラムではなくSuper Rock ’84のものが売っていた!) バブル真っ盛りの頃に、「ボン・ジョヴィは早くお家に帰りたい」というキャッチ・コピーでCMが流れ日本全国に浸透していたのだから、人気があって当然といえばそれまでか。
Bon Jovi の曲で一番好きなのが、この「愛は蜃気楼」、もとい、She Don’t Know Me。20年前のシングル盤も持っている。この曲は彼らのオリジナルではなく、Mark Avsecという人の曲で、アルバムをリリースするためにレコード会社に強制的に入れらたとか。そして、Jon はこの曲が嫌いだそうな。決してベスト盤に入らない&昨今のライブでは演奏されない曲なのが、ちょっと悲しい。
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