ラジオ・スターの悲劇+3
Video Killed The Radio Star は、1980年代を代表する曲としてあまりにも有名。
どこか懐かしいような、でも、明るい未来に期待しているような、独特の曲。そして、この曲が発売された、1980年からすると、時代を予見しているような歌詞(ビデオがラジオ・スターを殺した、、、MTV の出現で時代はその通りになってしまった)。1980年代を代表する不朽の名曲。私は、Buggles のものしか知らなかった。
ところが、先日、Red Rockers の China 聴きたさに購入した
Just Say New Wave
を聴いていたら、この曲が流れてきた。
Video Killed The Radiostar / Bruce Woolley & The Camera Club のクレジット。
???
この曲の作者を見たら、謎が解けた。
Video Killed The Radio Star
Bruce Martin Woolley / Trevor Charles Horn / Geoffrey Downes
どちらの曲も、作者が歌っているから、オリジナルになるわけ。
Buggles バージョンの方が、演奏時間も長く、聴きなれているので、懐かしさが勝る。逆に Bruce Wooley & The Camera Club の方は、Buggles より更に、ポップで明るく、軽い感じがする。アレンジの違いだけなのだが、印象がかなり変わってくる。
この曲を聴くたびに、1980年代は、洋楽花盛りで何と良い時代だったのだろう、と感傷に浸ってしまう。また、1980年代は、ビデオと CD の登場で、音楽業界が大転換した意味でも重要な時代になる。その後のデジタル技術の進歩は目覚しく、今やインターネットで音楽配信されるのが当たり前になった。ラジオも空中を電波が飛んで、ではなく、ネット上をデジタル信号が駆け巡って、に変わってしまった。果てさて、これからどうなりますやら。
この曲は、名曲なだけあって、オムニバス・アルバムに結構収録されている。
I Love Drama
ヒッツ・オンTV 2004
Replay!~Brand New’80s
スーパー・ロック~マーキュリー編
僕たちの洋楽ヒット Vol.12 1980~81
Cheer up!!For Your Positive life
HIT POPS 100
2005.2.12追記
BACK TO THE 80’s
には、この曲のビデオ・クリップも収録されている。Geoffrey Downes 若い!
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