バンプ・アヘッド
1993年11月に全米27位となったスマッシュ・ヒット。
昨日 Exteme の More Than Words を取り上げたからには、今日は MR. BIG の Wild World (To Be With You ではない)。
私の中では、この2曲は1990年代前半のパワー・バラードの双璧で、ヒットした年が違うにもかかわらずセットになっている(To Be With You は1991年で同じなのだが)。もっとも、Extreme の方は彼らのオリジナルなのに対し、Wild World はカヴァー曲。オリジナルは Cat Stevens
雨にぬれた朝~ヴェリー・ベスト・オブ・キャット・スティーヴンス
で、1971年4月に全米11位まで上昇している。
初めて MR. BIG の Wild World を聞いたとき、どこか懐かしいような気がしたのも当然かもしれない。楽曲自体が1970年代の雰囲気を漂わせているし、また、ラジオを四六時中聞いていた1980年代に耳にしている可能性が高い。
MR. BIG のオリジナルでないにしろ、彼らのアレンジによる Wild World の切なさは一級品だと思う。ハード・ロック・バンドでありながら、1970年代フォーク系の曲をカヴァーしてヒットさせたのは、やはり MR. BIG の力量が凄かったことの表れだろう。
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